和子…ヒコロヒー
狂児の母親。
田中正…加藤雅也
狂児の祖父。 原作マンガでも人気の、狂児の“ある由来”が明かされる回想シーンに登場。
主題歌は、Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)によるX JAPANの「紅」。Little Glee Monsterは、“成田狂児の十八番”という劇中でもカギとなる名曲「紅」をカバーするにあたり、第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞に輝いた強豪校、府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とレコーディングした。
映画『カラオケ行こ!』の監督を務めるのは、『リンダ リンダ リンダ』『味園ユニバース』『1秒先の彼』などを手掛けてきた山下敦弘。脚本はドラマ「アンナチュラル」「MIU404」「逃げるは恥だが役に立つ」、映画『罪の声』などヒット作を世に送り出してきた野木亜紀子が手掛ける。一流のスタッフがタッグを組み、傑作コミック『カラオケ行こ!』を実写映画化する。
<原作者:和山やま>
この漫画は元々邦画への憧れから描いたものでした。映画として形になるのが本当に嬉しく思います。また、監督の山下敦弘さん、脚本の野木亜紀子さんの作品は元々大好きでしたので、融合して新たに生まれる『カラオケ行こ!』が楽しみで仕方がないです。
漫画では描けなかったキャラクター達の生活や在り方が、空気感はそのままに繊細に肉付けされていて感動しました。かつ大胆で美しく、ときにチャーミングで「これが観たかった」というのが一番の感想です。是非観てほしいです!
<監督:山下敦弘>
昔から男たちが見つめ合う映画が好きだった。“見つめ合う”と書くと、なんだか恋愛ドラマのようなニュアンスにも思えてくるが、それだけではない。男の友情や切なさを描いた映画、つまりは“バディもの”と呼ばれるジャンルに心惹かれてきた。
『カラオケ行こ!』に出てくるバディはヤクザと中学生。年齢も住む世界も違う二人が“歌”をきっかけに出会い、不思議な友情が生まれる。魅力的で面白い原作だが、生身の人間が演じる“映画”という表現において、監督としての課題は多い。しかし、バディものを得意とする野木亜紀子さんが脚本を書く。面白くならないわけがない。自分のルーツである“見つめ合う男たち”を最高の布陣で作れることに、今から楽しみでしょうがない。
<脚本:野木亜紀子>
あの“和山やまワールド”を、どうすればフィルムに落とし込めるのか。正直なところ全く自信がありませんが、山下監督ならあの空気を醸し出せるのではないかと、このたびの座組を心強く思います。和山先生が生み出した、愛すべき聡実くんと狂児を壊さぬよう、慎重に、映画としてのベストを尽くしてまいります。
「歌がうまなるコツ教えてくれへん?」 歌が上手くなりたいヤクザの男がレッスンを頼んだのは、真面目だけど毒舌な中学生!?
合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?
【作品詳細】
映画『カラオケ行こ!』
公開日:2024年1月12日(金)
監督:山下敦弘
脚本:野木亜紀子
出演:綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝
原作:和山やま(ビームコミックス/KADOKAWA 刊)
主題歌:Little Glee Monster「紅」(Sony Music Labels Inc.)
配給:KADOKAWA
■公式ブック
発売日:2023年12月12日(火)~
※予約は10月21日(土)~順次受付開始。
・映画『カラオケ行こ!』公式ビジュアルブック (A4判/88ページ) 2,420円
・映画『カラオケ行こ!』シナリオブック (四六判/152ページ) 1,276円