小田急電鉄の代々木上原から梅ヶ丘駅間で進められている鉄道地下化により、鉄道跡地の土地利用として、施設配置が行われる。
今回の土地利用では、世田谷区の街の個性や雰囲気をふまえ「にぎわいや回遊性、子育て世代が住める街、文化」をキーワードに、駅周辺を中心に、ゾーンごとに特色を持たせる「ゾーニング構想」が計画されている。ゾーンは大きく3つに分かれ、東北沢駅、下北沢駅、世田谷代田駅の周辺の街づくりが進められる。
東北沢駅周辺では、これまでの街の雰囲気と融合する上質なライフスタイルを意識した施設を配置し、新たな生活文化を発信。下北沢駅周辺では、今後整備される駅と駅前広場との連続性や、駅からの回遊性を高めるショッピングゾーンを展開し、街に広がりを持たせる。また世田谷代田駅周辺では緑と環境をキーワードに、上質な住まい作りを行う。