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関西のおすすめ展覧会2023年[大阪・京都など]美術館&博物館での開催スケジュールや展示アート情報

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2023年に関西の美術館・博物館で開催される、おすすめのアート展覧会を特集。大阪や京都、奈良、兵庫をはじめ、関西各地で開催される展覧会のスケジュールを開始時期順に紹介する。日本画や西洋絵画、現代美術、デザインなど、気になる展覧会をチェックしてみてほしい。各詳細からは、観覧料や展示作品などの詳細情報も確認することが可能だ。

関西のおすすめ展覧会[2023年]

  1. 大阪の展覧会
  2. 京都の展覧会
  3. 奈良の展覧会
  4. 兵庫の展覧会
  5. 滋賀の美術館
  6. 和歌山の展覧会

大阪の展覧会

「万博と仏教 ─オリエンタリズムか、それとも祈りか─」髙島屋史料館

ブリュッセル万国博覧会 「日本館パンフレット」 1958年 乃村工藝社蔵
ブリュッセル万国博覧会 「日本館パンフレット」 1958年 乃村工藝社蔵

大阪の髙島屋史料館で開催される企画展「万博と仏教 ─オリエンタリズムか、それとも祈りか─」は、日本が万博に出展してきた、仏教に関連する造形物に光をあてる展覧会。オリエンタリズと祈りという2つの視点のもと、近代における仏教イメージの受容、そしてその変遷を紹介する。

「万博と仏教 ─オリエンタリズムか、それとも祈りか─」
会期:2023年8月5日(土)〜12月25日(月)
会場:髙島屋史料館 (大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25 髙島屋東別館 3F)

シモン・アンタイ回顧展「Folding」エスパス ルイ・ヴィトン大阪

Simon Hantaï, <i width="1388" height="689">TABULA, MEUN,</i> 1975, Acrylic on canvas, 291×584cm
© Archives Simon Hantaï, Adagp, Paris 2023
Photo credits: © Primae / Louis Bourjac
Simon Hantaï, TABULA, MEUN, 1975, Acrylic on canvas, 291×584cm
© Archives Simon Hantaï, Adagp, Paris 2023
Photo credits: © Primae / Louis Bourjac

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が展開するエスパス ルイ・ヴィトン大阪では、ハンガリー出身のフランス人アーティスト、シモン・アンタイ(Simon Hantaï)の回顧展「Folding」を開催。アンタイがフランスで活躍した1960年代初頭から1980年代にかけての主要作品を紹介する。

シモン・アンタイ回顧展「Folding」
会期:2023年9月28日(木)〜2024年2月4日(日)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン大阪 (大阪市中央区心斎橋筋2-8-16 ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋 5F)

「テート美術館展 光 ─ ターナー、印象派から現代へ」大阪中之島美術館

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《光と色彩(ゲーテの理論) ──大洪水の翌朝── 創世記を書くモーセ》
1843年出品 Photo: Tate
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー 《光と色彩(ゲーテの理論) ──大洪水の翌朝── 創世記を書くモーセ》
1843年出品 Photo: Tate

大阪中之島美術館で開催される展覧会「テート美術館展 光 ─ ターナー、印象派から現代へ」では、イギリスのテート美術館が所蔵する作品のなかから、「光」をテーマに厳選した約120点を紹介。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーやジョン・コンスタブルから、クロード・モネなどの印象派の画家、そしてオラファー・エリアソンや草間彌生といった現代アーティストまで、多様な光の表現を俯瞰する。

「テート美術館展 光 ─ ターナー、印象派から現代へ」
会期:2023年10月26日(木)〜2024年1月14日(日)
会場:大阪中之島美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-3-1)

「コシノジュンコ 原点から現点」あべのハルカス美術館

コシノジュンコ 装苑賞受賞作品 1960年
コシノジュンコ 装苑賞受賞作品 1960年

大阪のあべのハルカス美術館で開催される「コシノジュンコ 原点から現点」は、ファッションデザイナー・コシノジュンコ(JUNKO KOSHINO)の活動の全貌を紹介する、過去最大規模の展覧会。衣装やデザイン画に加えて、写真パネル、映像演出など、約200点を紹介する。

「コシノジュンコ 原点から現点」
会期:2023年11月23日(木・祝)〜2024年1月21日(日)
会場:あべのハルカス美術館 (大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16F)

「ミュシャとパリの画塾」堺 アルフォンス・ミュシャ館

アルフォンス・ミュシャ 《黄道十二宮》 1896年
リトグラフ、紙 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市)蔵
アルフォンス・ミュシャ 《黄道十二宮》 1896年
リトグラフ、紙 堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市)蔵

大阪の堺 アルフォンス・ミュシャ館で開催される企画展「ミュシャとパリの画塾」は、アール・ヌーヴォーの代表的な画家として知られるアルフォンス・ミュシャの、画学生、教師としての顔に光をあてる展覧会。貴重なデッサンや下絵を中心に、ポスター、油彩画などを展示するとともに、ミュシャの師や弟子の作品も紹介する。

「ミュシャとパリの画塾」
会期:2023年12月2日(土)〜2024年3月31日(日)
会場:堺 アルフォンス・ミュシャ館 (大阪府堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館)

「決定版! 女性画家たちの大阪」大阪中之島美術館

島成園《影絵之図》大正8年 (1919)頃 木原文庫
島成園《影絵之図》大正8年 (1919)頃 木原文庫

大阪中之島美術館で開催される展覧会「決定版! 女性画家たちの大阪」では、近代大阪の女性日本画家を紹介。島成園や木谷千種、生田花朝など、50名を超える女性日本画家の約150点の作品を、関連資料とともに展示する。

「決定版! 女性画家たちの大阪」
会期:2023年12月23日(土)~2024年2月25日(日)
会場:大阪中之島美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-3-1)

京都の展覧会

「若冲と応挙」相国寺承天閣美術館

重要文化財 伊藤若冲筆 《松鶴図襖絵 鹿苑寺大書院障壁画五十面のうち八面》
江戸時代 鹿苑寺蔵 [II期展示]
重要文化財 伊藤若冲筆 《松鶴図襖絵 鹿苑寺大書院障壁画五十面のうち八面》
江戸時代 鹿苑寺蔵 [II期展示]

京都の相国寺承天閣美術館では、企画展「若冲と応挙」を2期にわたって開催。I期では、円山応挙の大作絵巻《七難七福図巻》全3巻を展示する一方、II期では、若冲の水墨画の大作である重要文化財《鹿苑寺大書院障壁画》全50面を一挙公開する。

「若冲と応挙」
会期:I期 2023年9月10日(日)〜11月12日(日) / II期 2023年11月19日(日)〜2024年1月28日(日)
会場:相国寺承天閣美術館 (京都府京都市上京区今出川通烏丸東入)

「アンビエント・キョウト2023」京都新聞ビル ほか

関西のおすすめ展覧会2023年[大阪・京都など]美術館&博物館での開催スケジュールや展示アート情報 | 写真

京都各所で開催される「アンビエント・キョウト2023(AMBIENT KYOTO 2023)」は、「アンビエント」をテーマとした視聴覚芸術の展覧会。坂本龍一、高谷史郎、コーネリアス(Cornelius)、バッファロー・ドーター(Buffalo Daughter)、そして山本精一の作品を紹介する。

「アンビエント・キョウト2023」
会期:2023年10月6日(金)〜12月24日(日)
会場:京都新聞ビル (京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町239)、京都中央信用金庫 旧厚生センター (京都府京都市下京区中居町113)

「ゼロからわかる江戸絵画 ─あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪─」福田美術館&嵯峨嵐山文華館

⻑沢芦雪 《親子犬図》 [福田美術館・前期展示]
⻑沢芦雪 《親子犬図》 [福田美術館・前期展示]

京都の福田美術館と嵯峨嵐山文華館では、企画展「ゼロからわかる江戸絵画 ─あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪─」を開催。歌川広重や葛飾北斎、伊藤若冲、円山応挙、⻑沢芦雪などによる江戸絵画の優品114点を、基礎知識や鑑賞ポイントとともに紹介する。

「ゼロからわかる江戸絵画 ─あ!若冲、お!北斎、わぁ!芦雪─」
会期:2023年10月18日(水)〜2024年1月8日(月・祝)
会場:福田美術館 (京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16)、嵯峨嵐山文華館 (京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11)

「生誕140年 ユトリロ展」美術館「えき」KYOTO

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京都の美術館「えき」KYOTOで開催される展覧会「生誕140年 ユトリロ展」では、モーリス・ユトリロの画業のうちもっとも高く評価される「白の時代」を中心に、パリの風景を描いた作品を紹介。「白の時代」のユトリロならではの、独特の質感の白壁を特徴とした絵画作品を数多く目にすることができる。

「生誕140年 ユトリロ展」
会期:2023年11月3日(金・祝)~12月25日(月)
会場:美術館「えき」KYOTO (京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)

「挑み、求めて、美の極致─みほとけ・根来・茶の湯釜─」細見美術館

重要文化財 《金銅春日神鹿御正体》 南北朝時代 細見美術館蔵
重要文化財 《金銅春日神鹿御正体》 南北朝時代 細見美術館蔵

京都の細見美術館では、開館25周年記念展II「挑み、求めて、美の極致─みほとけ・根来・茶の湯釜─」を開催。細見美術館のコレクションから、神道仏教美術や茶の湯釜など、平安時代から桃山時代にかけての名品のを紹介する。

開館25周年記念展II「挑み、求めて、美の極致─みほとけ・根来・茶の湯釜─」
会期:2023年11月14日(火)〜2024年1月28日(日)
会場:細見美術館 (京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3)

「異界へのまなざし ─あやかしと魔よけの世界─」京都文化博物館

『土蜘蛛之草紙』(部分) 京都府立京都学・歴彩館蔵
『土蜘蛛之草紙』(部分) 京都府立京都学・歴彩館蔵

京都文化博物館で開催される企画展「異界へのまなざし ─あやかしと魔よけの世界─」は、人々が異界をどのように表現し、また異界からやって来るものをどのように対処してきたのかに着目した展覧会。絵画、着物、能面といった資料を、「現世と異界のはざま」、「異界に住まうモノたちへのまなざし」、そして「魔よけとまじないの方法」の3章構成により紹介する。

「異界へのまなざし ─あやかしと魔よけの世界─」
会期:2023年11月25日(土)〜2024年1月8日(月・祝)
会場:京都文化博物館 (京都府京都市中京区三条高倉)

「若き日のロマン、大正時代の印象さん」京都府立堂本印象美術館

堂本印象 《クラスメート》 1913年 京都府立堂本印象美術館蔵
堂本印象 《クラスメート》 1913年 京都府立堂本印象美術館蔵

京都府立堂本印象美術館で開催される企画展「若き日のロマン、大正時代の印象さん」は、日本画家になる以前、若き日の堂本印象の活動に光をあてる展覧会。大正ロマンの雰囲気を漂わせる女性像を中心に、図案家としての仕事なども紹介する。

「若き日のロマン、大正時代の印象さん」
会期:2023年12月9日(土)~2024年2月25日(日)
会場:京都府立堂本印象美術館 (京都府京都市北区平野上柳町26-3)

「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」京都文化博物館

浅原清隆 《多感な地上》 1939年 東京国立近代美術館蔵
浅原清隆 《多感な地上》 1939年 東京国立近代美術館蔵

京都文化博物館で開催される企画展「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」は、シュルレアリスムの影響を受けた日本の絵画作品を紹介する展覧会。福沢一郎や三岸好太郎、北脇昇、靉光、浅原清隆などの作品を一堂に集め、多様な展開をたどってゆく。

「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月4日(日)
会場:京都文化博物館 (京都府京都市中京区三条高倉)

「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」アサヒグループ大山崎山荘美術館

ニューヨークのスタジオでポーズをとる藤田、1930年頃
ニューヨークのスタジオでポーズをとる藤田、1930年頃

京都のアサヒグループ大山崎山荘美術館で開催される展覧会「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」では、藤田の人生と心の在りように着目。絵画作品の展示に加えて、藤田が親しい人々に宛てた手紙、生涯にわたって手がけた木工細工などを紹介し、その人生と心境に光をあててゆく。

「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月25日(日)
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館 (京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3)

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関西のおすすめ展覧会2023年[大阪・京都など]美術館&博物館での開催スケジュールや展示アート情報|写真1

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