展覧会「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」が、京都のアサヒグループ大山崎山荘美術館にて、2023年12月16日(土)から2024年2月25日(日)まで開催される。
藤田嗣治(ふじた つぐはる)は、明治時代に単身で渡欧し、エコール・ド・パリの代表的な画家として活躍した画家だ。日本画の技法を油彩画に組み合わせることで編みだした独自の画風で作品を手がけ、なかでも「乳白色の肌」と呼ばれた裸婦や猫の主題で人気を博している。また、自身の個性的な風貌や言動でも注目を集めた。
藤田の人柄やその時々の心境は、その名声と本人の印象操作によって、今でも決して詳らかにされているわけではない。展覧会「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」では、《横たわる裸婦》や《美しいスペイン女》といった絵画作品の展示に加えて、藤田が親しい人々に宛てた手紙、生涯にわたって手がけた木工細工などを紹介し、藤田の人生と心の在りように光をあててゆく。
展覧会「藤田嗣治 心の旅路をたどる─手紙と手しごとを手がかりに」
会期:2023年12月16日(土)〜2024年2月25日(日) 会期中に一部作品の展示替えあり
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館
住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月26日(火)〜1月3日(水)、1月9日(火)、2月13日(火)
入館料:一般 1,300円(1,200円)、高校・大学生 500円(400円)、中学生以下 無料
※特製リーフレット付
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳の所持者は300円
【問い合わせ先】
アサヒグループ大山崎山荘美術館
TEL:075-957-3123(総合案内)