旅行のラストは、美しい富岩運河環水公園内にある「富山県美術館」で締めくくろう。美術館では、ピカソ、シャガールら20世紀初頭に活躍した巨匠たちの作品をはじめ、シュルレアリズムや抽象美術など多彩な世界の近代・現代アートや、日本を代表する作家の作品、ポスター、椅子などのデザインコレクションを展示。ガラス張りの窓からたっぷり光が差す、開放感あふれるカフェやレストランもチェックしたい。
<富山県美術館>
住所:富山県富山市木場町3-20
定休日:水曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始、臨時休館日、臨時開館日あり
観覧料:コレクション展 一般300円※企画展は展覧会により価格が異なる。
ここからは、モデルコースに入りきらなかった“北陸のおすすめ観光スポット”を追加で紹介。旅行のスケジュールに余裕がある人は、是非プランに組み込んでみて。
「金沢21世紀美術館」は、現代アートを見て、触れて、感じる、人気美術館。プールを介して地上と地下で人と人が出会うことができる、レアンドロ・エルリッヒ作の《スイミング・プール》は必見。そのほかにも、感性を刺激する遊び心たっぷり&フォトジェニックな展示物がたくさん並ぶ。
<金沢21世紀美術館>
住所:石川県金沢市広坂1-2-1
休館日:交流ゾーン 年末年始、展覧会ゾーン 月曜日(月曜が休日の場合は、その翌平日)、年末年始
入館料:交流ゾーン 無料、展覧会ゾーン 内容や時期により価格が異なる
日本有数の山岳観光スポット、黒部峡谷。「黒部峡谷トロッコ電車」は、そんな黒部峡谷の宇奈月から欅平までの約20kmを片道約80分で運行する観光列車だ。途中には、宇奈月湖にかかる真紅の湖面橋や、紅葉名所の錦繍関など、見どころが次々登場。宇奈月駅や終点の欅平駅では限定商品の買い物や食事、温泉も楽しむことができる。心地よい揺れとともに四季折々の景色を楽しめば、気分もリフレッシュできそう。
<黒部峡谷トロッコ電車 / 黒部峡谷>
住所:富山県黒部市黒部峡谷口11
休業日:12月~4月中旬(不通雪量により変更になることがある)
チケット料金例:【宇奈月駅~欅平駅 往復】大人3,960円、小学生1,980円 ※要予約
「雨晴海岸」は、富山湾越しに3,000m級の立山連峰の雄大な眺めを望むことができる、世界でもめずらしい絶景スポット。海岸一帯が黄金に染まる早朝や夕暮れ時は、思わず息をのむほどの美しさ。近くにはカフェやショップ、展望デッキなどを備える道の駅があり、オーシャンビューの開放感あふれる空間で、地元食材を使ったランチやスイーツを楽しむことができる。
<雨晴海岸>
住所:富山県高岡市太田雨晴