1959年創業。
「サルトル(SARTORE)」はフランスの老舗シューズブランド。1959年にポール・サルトルとその妻マルセル・サルトルの2人が、南フランス、ニース近くにある小さな町ブレイユ=シュル=ロワイヤにシューズ製作の工房を設立する。
最初に発表したドライビングシューズが人気を博す。続いてイギリスとアメリカのシューズに着想を得た、ハンドステッチのメンズのモカシン、レディースの乗馬ブーツ、ブーティを発表。その後も1970年代に、サボやブーツなど様々なシューズを展開する。
ポールとマルセルの2人が生み出すシューズは卓越した技術とスタイリッシュなデザインで人気となる。特に乗馬ブーツは有名。
1978年には娘のカトリーヌとフランソワーズが仕事を手伝い始める。ブランド名を「サルトル(SARTORE)」に変更。1980年代、ウェスタンブーツをアレンジしたブーツを発表。その他エスニックテイストのシューズも展開。
1997年、ブレイユ=シュル=ロワイヤの工房を閉鎖。イタリアを生産拠点に移す。
2000年代にユニセックスラインを立ち上げる。2011年にパリにオンリーショップをオープン。