2004年、「アルビーノ」を設立
アルビーノ・ダマート(Albino D'Amato)はイタリア、ローマ生まれ。ローマにて建築学を学ぶ。その後、パリに移住。パリクチュール組合学校(Paris Chambre Syndicale de la Couture)で学ぶ。2つ学習経験は、アルビーノの生み出す作品にはっきりと読み取ることがでる。
パリクチュール組合学校卒業後、エマニュエル ウンガロ、ギ ラロッシュにてキャリアをスタート。その後、ヴェルサーチェ、エミリオ・プッチ、ドルチェ&ガッバーナ、アルマーニで働いた経験を持つ。
2004年、建築家ジャンフランコ・フェニツィのサポートを受け、自身の名を冠したブランド「アルビーノ」を設立、2005S/Sコレクションにてデビューした。
アルビーノのデザインは「エレガント」「美しい」「高貴」で光沢ある素材を使用することが多い。そのファッションは、一見、シンプルに見えるが、ディテールには、タックを加える、布の折り返しなどこまかな工夫が見られ、決してシンプルなものではない。トータルでカラーをあまり多く使用せず、2色程度しか使用しないことが多い。
ヨーロッパ全域はもちろん、アメリカ、日本、シドニー、香港、ロシアなどにおいて、国際的なビジネス活動を展開。有名セレクトショップで販売され、世界の顧客層の熱い支持を集めている。
2008年、伊藤忠商事が独占輸入販売権を取得し、日本での本格的な事業展開が始まる。