2009年、「MSGM(エムエスジーエム)」創業。
MSGM(エムエスジーエム)はマッシモ・ジョルジェッティが手掛けるイタリアのファッションブランド。メンズ・ウィメンズともに展開している。イタリアでもっとも飛躍が期待されるブランドの一つ。
ベースはストリートウエアにあり、クラシック、エレガンス、フェミニンなどの要素がミックスしている。ロゴを上手くデザインに取り入れたアイテムが人気。また、『キャプテン翼』『アタッカーYOU!』などキャラクターなどを上手く取り入れキャッチーなデザインに仕上げる。
デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティは、DJとしても活動。音楽に対する造形が深く「コレクションの製作はいつも音を決めることから始める」という。デザイナー自身が愛するインディーミュージックやコンテンポラリーアートの新しい傾向を組みわせることで、MSGMはまるで万華鏡の中に広がる世界の様に様々な色、形、ライン等の結合により真新しいパターンを生む。MSGMは人々が服を着ることによって自由、個性や創造性を発揮する方法を与える。
2009年にMSGM創業。デザイナーマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)のほか、スーツ縫製メーカーのパオローニが出資しスタート。
2016年、表参道にMSGM旗艦店国内1号店をオープン。現在、フィレンツェのルイーザ・ヴィア・ローマ、ロンドンのブラウンス、香港のレーン・クロフォード(Lane Crawford)等、世界有名セレクトショップで取り扱っている。
2018年9月、新ライン「エムエスジーエム(MSGM COLLEGE)」を始動。MSGM表参道店と阪急うめだ本店の2店舗限定で取り扱う。
デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティは1977年イタリアのリミニ生まれ。高校生時代に会計士の資格を獲得した後、イタリアのリッチョーネにある有名ブティックや様々なインターナショナルブランドを取り扱うショールームで仕事をしていた。
マッシモ・ジョルジェッティの活動はとても幅広くファッション関係の仕事だけではなく、コンサルタントとしても働いていたため、展開するファッションアイテムにはクリエイティビティーや、商業的な要素(企業家精神や流行など)が組み込まれている。2004年からデザイナーとして活動をし、2009年に自分のブランドMSGMを立ち上げた。また、2015年から17年にかけては、エミリオ・プッチのクリエイティブディレクターとしても活躍した。
イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)、ココ・シャネル(Coco Chanel)やウォルター・アルビーニ(Walter Albini)にインスパイアされた彼は、伝統あるものを分離し革命させるのが自分のデザインの核であるという。"Who's on next"という最も期待されるデザイナーの一人に選ばれている。