1947年、フランスにて創業。
シャンボール セリエは、厳選されたレザーを生かしたシンプルなデザインや、丁寧な物作りに定評がある、フランスのレザーグッズブランド。現在も、全ての商品をフランスで生産している。
ブランド名であるシャンボールは、パリから列車で2時間ほど離れたロアール地方に所在する町。1498年にオーレオン公爵が王ルイ12世の地位について以来、フランス王国の所在地として栄え、シュバリエ(CHEVALIER)と呼ばれる中世の騎士が住んでいたこともあり、馬具産業が発達した地としても知られている。また、セリエ(SELLIER)とは、車などの乗り物のための椅子や馬具などを作る革の専門職人、もしくはそれらを取り扱っている専門店のことを言う。そのため、これら2つの名前をとって「シャンボール セリエ」と名付けられた。
長年培った経験や技術、高いクオリティを背景に、2004年からオリジナルコレクション「シャンボール セリエ」を発表。フランスらしい品格のある、優美さを兼ね備えたコレクションとなった。
コレクションはシャンボールを象徴する馬具をモチーフにしたディテールが多く用いられ、他にはない地独特の雰囲気を持つデザインが特徴。オールレザーのバッグをはじめ、ハンティングバッグ等に使用されるリネン×レザーのコンビネーションバッグ、ハンドメイドでしか作ることのできない編み込みを付したレザーベルトなどがある。シンプルなデザインでありながら、革の質や仕上げの良さが引き立った、独特な存在感が特徴だ。