ニサイ(nisai)はデザイナー・松田 直己が2015年にスタートさせた日本のファッションブランド。松田は会えなくなった恋人を振り向かせる為独学で服作りを初め、ニサイを設立。“不純異装交遊”をテーマに制作活動発表を行っている。
不純、正道ではない形や構造、色数が多い状態。異時代や異素材の素材や要素が共存していること。手作業や、人と人との交遊・化学反応で生まれるもの。その三要素を肯定し続けるブランドであることを課題とする。
「見えないものを見えるようにする」という20世紀の画家パウル・クレーの色彩感覚と、いつか誰かに不要とされた古着・古布・リボンにブランドテーマとの共通項を見出し、それらを解体再構築した一点物を製作している。