1989年、女性調香師パトリシア・ド・ニコライがフレグランスブランド「ニコライ(Nicolai)」をスタート。
「ニコライ(Nicolai)」は、名家・ゲラン家の血を引く女性調香師パトリシア・ド・ニコライが1989年にフランスで設立したフレグランスブランド。
香水界のサラブレッドながら、本来は秘匿される香水作りの全工程を見せるガラス張りのラボを店舗に併設するなど、常識を覆す香水作りを実践。若いブランドが多いニッチフレグランスの世界で古くから業界を牽引し続ける、パイオニア的存在。
先祖ピエール=フランソワ・パスカル・ゲランの伝統を継承し、厳選した素材を原料に使用。天然・合成問わず最高品質の香料を使って作られる香水は、生産から小売りまでをブランド内で一貫して行なっている。
ブランド創業の前年にフランス調香師協会による「若手調香師の国際賞」を女性で初めて受賞したパトリシアは、パリの香水図書館(オスモテック)の2代目代表として、世界の香りの遺産を守り、文化を啓蒙する活動にも努めている。