1992年、リチャード ジェームズが自身の名を冠したビスポーク店を創業。
リチャード ジェームズ(RICHARD JAMES)はサヴィル・ロウのテーラー。
1953年、イギリスのウェールズに生まれる。ロンドンにある老舗のセレクトショップ、ブラウンズのバイヤーを約10年経験。その後、1992年、独立して、自身の名を冠したブランド「リチャード ジェームズ」を設立。
92年以降、イギリスのカルチャーの象徴とされる、クール・ブリタニアの流れの中で、ニュービスポークムーブメントに上げられる。ニュービスポークとして上げられるブランドは、オズワルド ボーテング、ティモシー エベレスト、マーク・パウエルなどのテーラー。また、リチャード・アンダーソンなどと共に新進テーラーとして上げられる。
このムーブメントの中で、サヴィル・ロウの通りは、老舗ブランド、アンダーソン&シェパードやギーブス&ホークスなどの向かい、あるいは隣に、新興ブランドのボーテングやリチャード ジェームズの店が並んでいた。そのため伝統的な店構えとカラフルでモダンな全く対照的な店が位置し、異彩を放っていた。
伝統的なスーツスタイル、クラフトマンシップなどを継承しつつ、細身でスリムに見えるカット、大胆なカラーを取り入れることで、モダンな雰囲気をサヴィル・ロウのテーラーに取り込んだ。特に色使いには定評がある。
日本では、東京ミッドタウンに店舗を構える。