2001年、ロンドンにて「リチャード・アンダーソン」創業。
リチャード・アンダーソン(Richard Anderson)は、2001年に創業したロンドン、サヴィル・ロウのビスポークテーラー。
17歳からハンツマンでキャリアを積み、30歳にしてヘッド・カッターに就任した。同ブランドで出会ったブライアン・リシャク(Brian Lishak)にクリーヴ・ギルケス(Clive Gilkes)が加わり独立。自身の名を冠したテーラー、リチャード・アンダーソンを設立するに至る。
リチャード・アンダーソンの設立から間もなく、1780年創業のサヴィル・ロウのテーラーで北米に多くの顧客を抱える「ストリックランド・アンド・サンズ(Strickland and Sons)」を買収。
ハンツマンで習得した伝統的な技術を継承しているが、リチャード・アンダーソンの特徴は、スリムなカットにある。ウエストはシェイプされ、アームホールもタイト。リチャード・アンダーソンはこれを伝統と革新的なクリエーションの融合と表現する。
メンズのビスポーク以外にもレディーズのビスポーク、既製服(レディ・トゥ・ウェア)などのウェア、カフス、ネクタイ、ベルトなどのアクセサリーも展開している。
オズワルド ボーテング、リチャード ジェームズなどと共にサヴィル・ロウの新進テーラーと呼ばれる。
顧客はイギリスのみならず、日本、北米など幅広い。日本には年に2回出張し、新宿伊勢丹にてオーダー会が開催されている。