1929年、宝石職人のウンベルト・カッツォーラが、イタリア・ヴィチェンツァでフォッペを創業。
フォッペ(FOPE)は、イタリアのファインジュエリーブランド。
フォッペのジュエリーは、100%メイド・イン・イタリー。デザイン、製造、パーツまで、そのすべてがヴィチェンツァの工房で作られている。
フォッペのコンセプトは「エブリデイラグジュアリー」。高品位でありつつ、着ける人や場所、シーンを選ばないユニセックスジュエリーを提案する。
フォッペのシグネチャーは、18Kゴールド製の「ノヴェチェントメッシュチェーン」。そして、フォッペを代表するアイコンであり特許技術でもある「フレグジット(FLEX’IT)」ブレスレットは、K18製でありながらチェーンに伸縮性があるため、滑らかな着け心地をもたらしてくれるのが特徴だ。
2023年6月、日本初となる旗艦店「フォッペギンザ(FOPE GINZA)」をオープン。ヴェネツィアのサンマルコ広場、ロンドンのオールドボンドストリートに次ぐ、世界で3番目の旗艦店となる。
1929年、カッツォーラ家の初代宝石職人ウンベルト・カッツォーラが、自身にとって初となる金細工工房を、20人の職人とともに開設。のちの「フォッペ」を創業した。
後に、ウンベルトの息子であるオディーノに、工房を継承。
1948年、最先端の技術を操る最も優秀な金細工職人による作品の数々を、ヴィチェンツァ見本市で初披露。
1950年代、第二次世界大戦後、イタリア全土を巻き込んだ強力な経済成長の恩恵を受け、オディーノはフォッペの工房を最新鋭の機械を揃えた工房に一新。最新技術と設備に投資したことで、フォッペのシグネチャーにも通じる、伸縮性のある金属製ブレスレットを開発することができるようになった。
1960年代、“Italian Factory Metal Strap“を意味するイタリア語の頭文字をとった「FICM」から、オディーノが「フォッペ(FOPE)」へと社名を変更。ネーミングは、“Factory of Jewelry Precious Export”の頭文字をとったものだ。
1970年代、第3世代として、祖父の名を継承したウンベルトと彼の妹のイネスがフォッペを牽引。開発研究に徹底的に投資し、最先端の技術を追求。数年間にわたってゴールド製の腕時計用ブレスレットと本体ケースの製造に特化。そして、洗練されたジュエリーを創作するための新しい技術の試行も始めた。
1980年代、ゴールドジュエリーコレクションの制作に注力。
1985年、ノヴェチェントメッシュチェーンを発表。
2000年代、ウンベルトの娘であるジュリアが第4世代としてフォッペに加入。ニューヨークに米国支社を開設するなど、フォッペの世界進出への基盤を作る。
2007年、18Kゴールドのみでつくられた、伸縮性に富んだブレスレットやリングで構成されるライン「フレグジット(Flex’it)」特許取得。
2015年、フォッペの旗艦店第1号店がイタリア・ヴェネチアにオープン。
2017年、ウォッチコレクション「レディフォッペ」発表。
2023年、日本に世界3番目の旗艦店「フォッペギンザ」オープン。