2014年、ロンドンでデザイナーのレジーナ・ピョウが自身の名を冠したブランドをスタート。
レジーナ・ピョウ(REJINA PYO)は、イギリス・ロンドンを拠点とするファッションブランド。デザイナーは、レジーナ・ピョウ。
彫刻、絵画、写真、インスタレーション、映画など、さまざまな形態の芸術をインスピレーション源に、コンセプチュアルでアーティスティックなアイディアを、実用的なアイテムとして提案。色彩、彫刻的なフォルム、型にはまらない斬新なテクスチャーを取り入れるなど、個性的でありながらもリアルな製品に落とし込むのを得意とするブランドだ。
また、身の回りの場所や出来事、旅行や文化、新しい経験、そして身近にいる素晴らしい女性たちから語られる興味深いストーリーや、彼女たちの力強い世界観からも着想を得ているという。クリエーションにおいて、身につける女性たちの自己表現を誘う、自由な感覚を追求。あらゆる女性たちに向けたタイムレスなデザインでありつつも、斬新なアイディアを散りばめたアイテムを展開している。
デザイナーのレジーナ・ピョウは自身のブランドについて、「ブランドについてはまとまりを重視しています」「女性らしさを受け入れるもので、力強く、時代を超えて本物であることを重視しています」とし、それはブランドとレジーナ・ピョウ自身の共通のゴールでもあるとも語っている。
レジーナ・ピョウは韓国ソウル出身のロンドンを拠点とするデザイナー。2008年にロンドンへ移住、2011年にセントラル・セント・マーチンズのファッションデザイン修士課程を修了後、最終作品として制作したコレクションが、ハン・ネフケンス賞を受賞。2014年には、ロンドンを拠点に自身の名を冠したレジーナ・ピョウを立ち上げる。サムスン・ファッション・デザイン・ファンドやブリティッシュ・ファッション・アワードのエマージング・タレント・アワード(レディースウェア部門)といった数々の受賞経歴を持つ。ファッションにおいて苦手な言葉は「ミューズ」であるとし、「男性デザイナーが服をデザインしているとき、彼らは誰のためにデザインするのか、対象を具現化する必要があると私には思える」とコメント。その一方で、レジーナ・ピョウのデザインする服は「あらゆる女性のためのもの」であると述べている。