イタリア出身のアナ・グラッシがプロジェクト「グラッシ 10000(Grassi 10000)」を立ち上げる。2019年秋冬シーズンより、ジョシュア・ブリクスマンにより「グラッシ 10000」から「GR10K」に名称を変更しリローンチ。
ジーアールテンケー(GR10K)は、デッドストックや軍用のハイスペックファブリックを使用したメンズウェアを展開するファッションブランド。
ジーアールテンケーの原型となったのは、雑誌の編集や広告、映画製作等を手掛けていたイタリア出身のデザイナー、アナ・グラッシが持続可能なプロダクトを制作するプロジェクトとしてスタートした「グラッシ 10000」。アナ・グラッシの祖父が1925年に創業した工業向けワークウェア「アルフレッド グラッシ SPA(Alfredo Grassi SPA)」をベースにしたプロジェクトであり、工場で製造した軍服や作業着をアップサイクルし、コレクションを制作していた。
ジーアールテンケーにおいても、優れた生産背景をベースに、機能的なウェアを提案。デッドストックのテクニカルファブリックを用いたアイテムを展開する。
デザイナーのジョシュア・ブリンクスマンは、イギリスのバーミンガム出身。JW アンダーソンやロンドンのコンセプトショップ「LN-CC」でキャリアを積んだのちに、2019年秋冬シーズンより、ジーアールテンケーを手掛ける。