労働ロボットとしてサイバトロン星の地下に広がる都市で働く、若かりしオプティマスプライムとメガトロン。「クソ!マジで最悪だ!」と、まだ“メガトロン”という名前を持つ前のロボット生命体“D-16”は、若きオプティマスプライム(オライオン・パックス)に愚痴をこぼす。そんな地下の過酷な労働環境に嫌気が差していたオプティマスは、「地上の世界へ行こう!」とD-16(メガトロン)やB-127(バンブルビー)、エリータ-1らを率いて地下都市からの脱出を試みる。「危険すぎる!」と言うメガトロンからの忠告を無視して、地上に繋がる列車に飛び乗り、間一髪の脱出に成功。
地上には、自然とロボット生命体の調和された美しいサイバトロン星の世界が広がる。「なんて綺麗なの」と感動するエリータ-1。彼らを待ち受けていた謎の存在から「お前たちは選ばれた。秘めた力を解き放つのだ」とトランスフォームする能力が与えられ、戸惑いながらも、その能力が開眼するオプティマスプライムたち。しかし、初めてのトランスフォーム能力に戸惑い、悪戦苦闘しながらのドタバタバトルがコミカルに繰り広げられる。そして突如、地上に現れた謎の巨大な勢力に対し、エリータ-1とともに、若かりしオプティマスプライムとメガトロンが立ち向かっていく。
映画『トランスフォーマー/ONE』は、若かりしオプティマスプライムとメガトロンを中心にトランスフォーマーの変形の起源であり、シリーズ史上最初にして最大の激戦・《サイバトロン星》の戦いを描く3DCGアニメーション作品。クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンらが声優として参加し、監督はジョシュ・クーリーが務める。