櫻いいよによる青春小説『交換ウソ日記』が実写映画化。2023年7月7日(金)より公開される。主演は高橋文哉、ヒロインは桜田ひより。
『交換ウソ日記』は、胸キュン× 感動の“すれ違い”ラブストーリーを描いた、櫻いいよによる青春小説だ。携帯小説サイト「野いちご」で配信が始まり、2017年に文庫化。また、2020年にTikTokで話題を集め、シリーズ化、ジュニア文庫化、コミカライズ化もされ、シリーズ累計発行部数50万部突破した。そんな人気青春小説『交換ウソ日記』が、主演に高橋文哉、共演に桜田ひよりを迎え、初の映像化が実現する。
物語は、高校二年生の希美が、移動教室の机の中で「好きだ。」とただひと言書かれた手紙を見つけるところからスタート。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。しかしそれは、希美の親友宛てのものだった。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことを言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう…。
瀬戸山潤…高橋文哉
学校イチのモテ男子。希美の親友・松本江里乃に恋心を寄せ、机の中に「好きだ。」とただひと言書いた手紙を入れる。断られても「俺のこと知らないって理由じゃ諦め切れない。俺のこと知ってほしい」と返してしまうように、思ったことをはっきりと口にするド直球な性格。
演じるのは、2019年に『仮面ライダーゼロワン』で主人公に抜擢され、ドラマ「最愛」や「君の花になる」での好演も話題を呼んだ高橋文哉。作品ごとに新たな一面を見せる高橋は、映画『交換ウソ日記』で恋愛映画初主演を務める。
黒田希美…桜田ひより
つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン。一見、話し下手で大人しく見られるが、実はヘヴィロック好きなど意外なギャップを持つ。瀬戸山からの手紙に、イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところからヒミツの交換日記が始まる。続けるうちに、徐々に想いはじめてしまう。
黒田希美役は、Seventeenの専属モデルとしても活躍した桜田ひよりが担当。子役からキャリアを重ね、映画『おそ松さん』、ドラマ「彼女、お借りします」「silent」など、話題作への出演が途切れない、注目の若手女優・桜田が不器用なヒロインを演じる。
松本江里乃…茅島みずき
希美の親友で、瀬戸山が手紙を送った本当の相手。はっきり自分の意見を言うことができる正確。みんなに憧れられ、完璧な人だと思われているが、心の中では葛藤がある。
米田晴人…曽田陵介
瀬戸山の親友でムードメーカー。瀬戸山の恋を応援するが、その行動が逆に優子を勘違いさせてしまう。
林優子…齊藤なぎさ
希美と江里乃の親友。米田に片想い中。米田の発言に一喜一憂してしまう。
矢野大翔…板垣瑞生
希美の放送部の先輩で元カレ。原作以上に希美や瀬戸山に絡んでくる重要な存在であり、映画オリジナルの展開を見せるキーパーソン。
監督は、ドラマ「インビジブル」の演出のほか、「中学聖日記」や「アンナチュラル」などのセカンドディレクターも務めた竹村謙太郎が担当。脚本は、心情に細やかに寄り添ったキャラクター設定にも定評がある映画『PとJK』『ハニーレモンソーダ』を手掛けてきた吉川菜美が務める。