展覧会「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」が、2023年7月1日(土)から11月20日(月)まで、埼玉・所沢の角川武蔵野ミュージアムにて開催される。
「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」は、“歴史の中には物語がある”という考えに基づいて、ツタンカーメンを歴史上の人物ではなく生身の人間として捉え、その時代にどう生きて何を思ったかを紐解いていく展覧会。ツタンカーメンは、父・アクエンアテンの後をわずか8~9歳で継ぎ、19歳でこの世を去った。若き王・ファラオとして青春時代を過ごしたツタンカーメンの短い生涯を、精緻な複製品の数々と最新デジタル技術を用いた体感型展示を通して辿っていく。
「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」の会場には、世界に3セットしかない「超複製品」が集結。有名な黄金のマスクや玉座、ツタンカーメンの王墓に収められていた副葬品のうち約130点を精巧に再現したスーパーレプリカの数々を、目の前で鑑賞することができる。
さらに、場内の大空間では壁と床いっぱいにプロジェクションマッピングを投影し、古代エジプトの創生から神々の変遷、そしてツタンカーメンの生涯を映し出す。空間に身を置くことで、ツタンカーメンの生き様を目、耳、身体で体感することができるようになっている。さらに、エジプトから門外不出となったツタンカーメンのマスクや厨子といった副葬品の数々を最新技術による高精細3Dスキャンデータから映像化。超大型スクリーンにデジタル展示するとともに、来場者はNFTアートとして持ち帰ることも可能だ。
また、ツタンカーメンの王墓を発見した考古学者のハワード・カーターとカーナヴォン卿の“世紀の発見”を来場者が追体験できるインタラクティブ展示や、王墓の再現、若きファラオの生活を想像し体験できる「ツタンカーメンの日常」、一神教と多神教の間を揺れ動いた古代エジプトの神々の展示、古代エジプトの死生観やミイラを解説するエリア、象形文字「ヒエログリフ」の読み方解説など、様々な角度からツタンカーメンの生きた時代を紹介していく。
【詳細】
体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春
会期:2023年7月1日(土)~11月20日(月)
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3
チケット価格:一般(大学生以上) 2,400円、中高生 1,800円、小学生 1,000円、未就学児 無料
※オンライン購入、当日窓口購入
開館時間:日~木 10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 ※最終入館は閉館の30分前
休館日:第1・3・5火曜日
※休館日、開館時間は変更となる場合あり。最新情報は公式サイトにて告知。
※「1DAY パスポート」「イブニングパスポート」は、「ツタンカーメンの青春」に加え、「古代エジプトの教科書」(会期:7月23日(日)~11月20日(月))の展覧会も観覧可能。詳細は公式サイトにて告知。
※展示替えなどにより、日程によっては一部施設に入場できない場合あり。
※展示内容が変更、または中止になる場合あり。
【問い合わせ先】
角川武蔵野ミュージアム
TEL:0570-017-396(10:00~17:00)