草彅剛が主演を務めるシス・カンパニー公演『シラの恋文』が、2023年12月9日(土)から12月17日(日)まで京都劇場にて上演され、その後、福岡・キャナルシティ劇場、東京・日本青年館ホールで上演される。一般前売開始日は10月29日(日)。
舞台『シラの恋文』は、現代演劇を代表する劇作家・北村想による書き下ろし作品。着想源となったのは、エドモン・ロスタンの戯曲にも描かれた、実在の人物で剣豪のシラノ・ド・ベルジュラックだ。
己の恋慕をひた隠し、若者の恋路の手助けのために恋文を代筆するというシラノ・ド・ベルジュラックの物語を発端に、構想から執筆完成に至るまで長い年月をかけて練り上げたオリジナル戯曲となる。舞台『シラの恋文』では、結核療養施設・サナトリウムにやってきた新参者の男・鐘谷志羅(かなたに・しら)と様々な事情を抱えた住人たちの物語が描かれる。
主演を務めるのは、堤真一との2人芝居『K2』以来、13年ぶりにシス・カンパニー公演に登場する草彅剛。今回は、古めかしい手提げの旅行鞄を抱えてサナトリウムにやってきた、物語の主人公・鐘谷志羅を演じる。
さらに、大原櫻子、工藤阿須加、 鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、段田安則といった実力派俳優陣も出演し、志羅と生活を共にするサナトリウムの住人たちを演じる。
演出を担当するのは、俳優としても活躍する寺十吾(じつなし・さとる)。瑞々しく、どこかノスタルジアを感じさせる演出アプローチで『シラの恋文』の劇世界を彩っていく。
【詳細】
シス・カンパニー公演『シラの恋文』
作:北村想
演出:寺十吾
出演:草彅剛、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、段田安則
一般前売開始日:2023年10月29日(日)
■京都公演
期間:2023年12月9日(土)~12月17日(日)
会場:京都劇場
住所:京都府京都市下京区京都駅ビル内
■福岡公演
期間:2023年12月22日(金)~12月28日(木)
会場:キャナルシティ劇場
住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-1 キャナルシティ博多ノースビル4F
■東京公演
期間:2024年1月7日(日)~1月28日(日)
会場:日本青年館ホール
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町4-1
【問い合わせ先】
・京都公演:京都公演事務局
TEL:0570-055-899(11:00~18:00 日祝休業)
・福岡公演:福岡公演事務局
TEL:0570-052-050
・東京公演:シス・カンパニー
TEL:03-5423-5906(営業時間 平日 11:00~19:00)