映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が2023年11月23日(木・祝)に公開される。GACKTと二階堂ふみが前作『翔んで埼玉』から続投。
漫画家・魔夜峰央が1982年に発表したコメディ漫画『翔んで埼玉』を原作とする、実写映画第2弾となる『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』。GACKT演じる麻実麗と、二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により平穏な日常を手に入れた埼玉だったが、それも束の間、埼玉解放戦線は次の野望へと突き進むことに。埼玉に海を作るため、遥か西の地・関西へと飛び火し、“天下分け目の東西ディスり対決”を壮大なスケールで繰り広げる。
壮絶な東西対決の幕開けを思わせる新キャストとして、杏、片岡愛之助の参加を発表。映画『キングダム 運命の炎』での熱演も記憶に新しい杏は、本作で初の男役に挑戦する。また、監督を務める武内英樹とはドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」以来、2回目8年ぶりのタッグとなる。
桔梗魁(ききょう・かい)…杏
関東だけではなく、関西圏でも存在する“通行手形制度”を撤廃するため活動する滋賀解放戦線のリーダー。その儚くも美しい容姿や貴公子のような立ち居振る舞いから“滋賀のオスカル”と呼ばれている。
嘉祥寺晃(かしょうじ・あきら)…片岡愛之助
冷酷無慈悲な大阪府知事。ド派手なメイクに奇抜な衣裳、不遜な言動を特徴とする。日本全土の大阪化を狙っている“関西のラスボス”的存在で、通行手形制度と謎の施設・甲子園を用いて関西圏を牛耳っている。大阪・京都・神戸以外の関西圏の県人たちをぞんざいに扱う。
杏 コメント
大ヒット作品続編への出演、しかも武内監督と再びご一緒できてとても嬉しいです。宿命を背負う “滋賀のオスカル”として、私は東京出身ではありますが、心は琵琶湖にささげるつもりで演じました。滋賀県の皆様、寛大な心で是非、よろしくお願いします!演じた桔梗魁は初めての男性役。耽美な雰囲気や麗との怪しげな距離感などは演じていてとても楽しかったです。『翔んで埼玉』と言えば独特な世界観。大阪の街並みのセットやGACKTさんと愛之助さんが並んだところは画力が強すぎて、一気に作品の中に引き込まれていきました。こんなに豪華なのに、起きていることはかなりバカバカしい。現場では何度も「これは何なんだ!」「どうかしている(褒め言葉)」と繰り返しながら撮影していました。今回は関西が中心に描かれていますが、もちろん麗と百美の関東も登場します。これは日本中を揺るがす問題作になるのではないでしょうか。ぜひお楽しみいただきたいです。
片岡愛之助 コメント
生粋の大阪人なので、“大阪府知事”の役をいただいて大変恐縮でございます。本来は府民をより良い方向へと率いていく大阪府知事のはずなんですけど、嘉祥寺はガラの方があまりよろしくなくて(笑)。台本を読んだときは嘉祥寺の不遜な発言にドキドキしていたんですが、いざ衣裳に袖を通し、テストをしてみるとなかなかに濃いキャラクターが出来上がったような気がしております。滋賀・和歌山・奈良の皆さまを盛大にディスらせていただきました。撮影中は毎日がお祭りのようで、カットがかかると武内監督の笑い声が聞こえてくる素敵な現場でした。僕自身の大阪愛を精一杯込めて、全世界を大阪にしてやるんだ!と熱い思いで演じました。役者人生の中で3 本の指に入る名作になったと思います。迷作ではなく、≪名作≫です。ぜひ期待いっぱいで公開をお待ちいただきたいです。
【作品詳細】
映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
公開日:2023年11月23日(木・祝)全国公開
出演:GACKT、二階堂ふみ、杏、片岡愛之助、加藤諒、益若つばさ、小沢真珠、中原翔子
監督:武内英樹
脚本:徳永友一