愛知・名古屋の熱田神宮周辺エリアに、新商業施設「あつたnagAya(ながや)」が誕生。第1期開業は、2024年9月1日(日)予定だ。
名古屋市熱田(あつた)区内「神宮前駅」は、名鉄名古屋駅から電車で最短6分、中部国際空港駅から21分と高アクセスの駅であり、熱田神宮の玄関口となる場所。また、熱田神宮周辺には東海道、七里の渡し、断夫山古墳といった歴史的な観光スポットや、白鳥庭園、名古屋国際会議場等の文化施設が集まっている。2021年7月には、神宮前駅東街区に商業施設「μPLAT神宮前」を含む複合施設がオープンするなど、より一層活気のあるまちづくりと「観光」の推進を目指してきた。
東街区に続く形で、「おとなの行きたいまち」を目指して神宮前駅西街区の再開発をスタート。その第1期開発として、新商業施設「あつたnagAya」をオープンする。
「あつたnagAya」では、「壱の戸」「弐の戸」「参の戸」「肆の戸」といった木造平屋建てに店舗が軒を連ねる。また敷地内には、複数のワゴンショップやキッチンカー等も誘致し、賑わいのある空間を演出。建物には愛知県産の木材を使用し、伝統的な木造建築の要素を取り入れることで、どこか懐かしさの感じられる観光スポットを創出する。
なお、「壱の戸」「弐の戸」「参の戸」が第1期オープンとなり、今後さらに「肆の戸」が第2期で開業予定だ。
出店店舗には、地域で長く愛されている店舗や、食べ歩きも楽しめる地域食材を使った店舗、地元文化を感じられる16店舗を誘致。
「神宮前」駅横に位置する「壱の戸」には、名古屋ならではのグルメを楽しめる飲食店が勢揃い。中でも「鯱ひげカフェ」では、名古屋名物あんかけスパをアレンジし、20cm級の大エビフライを使用した「鯱ひげキング」が名物となっている。また、元祖手羽先唐揚げの1号店の創業の味を提供する「風来坊」もオープンする。
駅の斜め向かいに位置する「弐の戸」では、地元熱田にて70年以上続く米屋が手掛ける「米屋のこだわりおにぎり 和 ~NAGOMI~」に注目。土鍋で炊き上げたこだわりの米に、京都で修行した茶懐石料理人監修の具材を合わせたおにぎりを味わえる。
同じく「弐の戸」にオープンする、1949年創業の熱田の老舗和洋菓子店「亀屋芳広」による「あずき茶屋 亀屋芳広」は、“あんこを楽しむ”がコンセプト。こだわりのこし餡やみたらしをかけた焼きたて団子、あんこをたっぷりと使用した「あんこソフト」などを提供する。
大正5年に創業した老舗茶舗「妙香園 」による日本茶カフェでは、1杯ずつ茶筅で点てる抹茶ラテや、看板商品ほうじ茶を使用したほうじ茶ラテがおすすめ。手軽に本格的なお茶を味わうことができる。
駅正面に位置する「参の戸」には、日本初のジェラート大福専門店で伊勢神宮の近くに本店を構える「いもんね」の2号店がオープン。ジェラートとお餅の相性抜群の味わいを楽しめる。また、「いもんね」が手掛けるクッキーとコーヒーの専門店「いもんね クッキー&コーヒー(cookie&coffee)」もオープンするので、出来立てのクッキーやコーヒーを味わうことができる。
このほかにも、9月1日(日)以降も様々な店舗が順次オープン予定。「壱の戸」には大正14年に名古屋大須にて創業した味噌煮込みうどんの老舗「大久手山本屋 神宮前店」、「参の戸」には天然素材と自社工場での生産にこだわるニットブランド「結糸(ゆいと)」など、「あつたnagAya」をより盛り上げていく。
【詳細】
「あつたnagAya(ながや)」
開業時期:第1期開業 2024年9月、第2期開業2024年12月
着工:2023年9月
所在地:愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目608他
敷地面積:約7,000平方メートル
構造規模:木造平屋建 3棟
延床面積:約1,100平方メートル
用途:商業施設(3棟合計16区画)
その他:立体駐車場は本開発対象外
※内容は今後変更の可能性あり。
<出店店舗一覧>
■壱の戸
大久手山本屋 神宮前店(A-1)、熱田ひもの食堂 サラマンダー酒場(A-2)、あんかけスパ・鉄板ナポリタン 鯱ひげカフェ(A-3)、風来坊 神宮前店(A-4)、串かつ くった(A-5)、牛たん定食 めぐろ(A-6)、名鉄商店 ATSUTA(A-7)
■弐の戸
米屋のこだわりおにぎり 和 ~NAGOMI~(B-1)、あつた おりんぴ庵(B-2)、名古屋焼き醤油専門 きく蛸(B-3)、妙香園 あつたnagAya店(B-4)、あずき茶屋 亀屋芳広(B-5)、ココトモファーム 神宮前店(B-6)、CROCE&Co. -神宮-(B-7)
■参の戸
いもんね神宮前店/いもんねcookie&coffee、地域の魅力を発信する期間限定ストア、結糸