館長…田中泯
あの世とこの世の狭間の番人。
透の母親…内田也哉子
爛れた男…森山開次
能楽師…辰巳満次郎
監督を務める富名哲也は、2013年に、岸井ゆきの主演の短編作品『終点、お化け煙突まえ。』で監督・脚本を務め、第18回釜山国際映画祭の短編コンペ部門など、世界10カ国以上の国際映画祭に招待され、上映を果たした。
長編初監督作品『Blue Wind Blows』では、内田也哉子・内田裕也が父娘で初共演し、第68回ベルリン国際映画祭ジェネレーション・コンペティション部門に正式招待されたのを皮切りにサンパウロ国際映画祭や、台湾、インドネシア、スペイン、ポーランド、オーストラリアの映画祭などで上映。『わたくしどもは。』が待望の長編監督第2作目となる。
劇中音楽を手掛けているのは、RADWIMPSのフロントマンとして活躍する野田洋次郎だ。
佐渡島の金山跡地、自分の名前も過去も覚えていないある⼥が⽬覚める。鉱⼭で清掃の仕事をするキイは施設内で倒れている彼⼥を発⾒し、家へ連れて帰る。⼥は、キイと暮らす少⼥たちにミドリと名付けられた。キイは館⻑の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオと出会う。彼もまた、過去の記憶がないという。⾔葉を重ねながら、ふたりは何かに導かれるように、寺の⼭⾨で待ち合わせては時を過ごすようになる。そんなある⽇、アオとの親密さを漂わせるムラサキと遭遇し、ミドリは⼼を乱される。
【詳細】
映画『わたくしどもは。』
公開日:2024年5月31日(金)
出演:小松菜奈、松田龍平、大竹しのぶ、片岡千之助、石橋静河、田中泯、内田也哉子、森山開次、辰巳満次郎、田中椿、三島天瑠
監督・脚本:富名哲也
プロデューサー:畠中美奈