小坂流加原作の恋愛小説『余命10年』が映画化。小松菜奈&坂口健太郎のW主演で、2022年3月4日(金)に公開される。
2017年の発売以来、50万部の売上を突破している小坂流加原作の恋愛小説『余命10年』。数万人に一人という不治の病によって余命10年となった20歳の茉莉と、地元の同窓会で出会った和人との切ない恋愛模様を綴ったベストセラーだ。
『余命10年』は、文庫化と同時に著者の小坂が主人公の茉莉と同様に難病を抱えていたこと、そして病状が悪化し文庫版発行直前にすでに逝去していたことが明らかに。作品のファンや書店員から悲しみの声が相次いだことでも話題となった。
そんな『余命10年』が2022年に映画化。第6回静岡書店大賞の「映像化したい文庫部門」の大賞を受賞するなど、映像化が待ち望まれていた作品がスクリーンに登場する。
キャストは、小松菜奈&坂口健太郎がW主演。移りゆく四季のパートごとに展開される『余命10年』の物語に合わせて、約1年という長期間の撮影を四季折々の美しい風景のなかで行った。また、茉莉と和人を取り巻く人物として、山田裕貴、King Gnu(キングヌー)井口理、奈緒らも参加している。
■茉莉...小松菜奈
数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の主人公。自らの余命を知りもう恋はしないと誓いながら、和人に惹かれていく。演じるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『糸』『ムーンライト・シャドウ』などの小松菜奈。
■和人...坂口健太郎
茉莉と恋に落ち、茉莉を変えていくきっかけを作る若者。連続テレビ小説にも出演し精力的に活動の幅を広げる坂口健太郎が演じる。
■富田タケル(山田裕貴)...茉莉と和人の中学の同級生で2人の理解者。
■藤崎沙苗(奈緒)...茉莉の大学時代の親友。本の執筆をすすめる。
三浦アキラ(井口理/King Gnu)...茉莉と沙苗が大学時代の友人と通うお店の店長。
桔梗(黒木華)...茉莉の姉。