映画『マッドマックス:フュリオサ』が2024年5月31日(金)に公開。監督はジョージ・ミラー、フュリオサ役はアニャ・テイラー=ジョイが務める。
1979年に公開された1作目の映画『マッドマックス』は瞬く間に伝説の映画となり、以降シリーズ化。激しいカーアクションや荒廃した世界と荒れ狂う暴走族、モヒカンなどが話題を呼び、日本の漫画「北斗の拳」にも多大な影響を与えたと言われている。
2015年公開、シリーズ4作目となる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われた第1作の主人公・マックスと、反逆を企てるジョーの右腕・フュリオサらがタッグを組んだ圧巻のノンストップ・カーアクションが人々を魅了。第88回米アカデミー賞ではアクション作品としては異例のアカデミー賞作品賞候補となり、最多10部門にノミネート、6部門の受賞を果たした。
映画『マッドマックス:フュリオサ』は、これまでの主人公・マックスではなく『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に坊主頭のバズカット姿で登場した女性・フュリオサを主人公にした新たな物語。時系列的には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚となる作品で、家族から引き離された若きフュリオサが故郷へ帰ろうともがく“修羅の道”を描く。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は3日2晩の出来事を描いたロードムービーだったのに対し、『マッドマックス:フュリオサ』はフュリオサの15年にわたる壮大なストーリーだ。フュリオサはなぜ“怒りの戦士”となったのか、その真実に迫る。
また『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に続き、怒涛のアクションシーンにも注目だ。禍々しい黒いグライダーで空を飛ぶ敵との空中戦、前作にも登場した超大型トレーラーのウォー・タンク後部に設置された秘密兵器や、火炎放射器による爆炎攻撃、そしてカーアクションと、息もつかせぬ怒涛の展開が待ち受けている。
シャーリーズ・セロンからフュリオサ役を引き継ぐのは、ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』や映画『ラストナイト・イン・ソーホー』に出演したアニャ・テイラー=ジョイ。フュリオサの宿敵となるディメンタスは、『アベンジャーズ』シリーズでマイティ・ソーを演じるクリス・ヘムズワースが扮する。
ライバル役を演じたアニャ・テイラー=ジョイとクリス・ヘムズワースにインタビューを実施。幼い頃から見てきた『マッドマックス』シリーズに対する想いや、監督であるジョージ・ミラーに寄せる信頼など、ふたりの想いをたっぷりと伺うことができた。
フュリオサ…アニャ・テイラー=ジョイ(日本語吹替:ファイルーズあい)
すべてを奪われた“怒りの戦士”。ウォーロード・ディメンタス将軍率いるバイカーの大群によって、故郷である“緑の地”からさらわれ、母を殺されてしまう。荒地で戦いに明け暮れる男達と行動を共にしていくうちに、城塞都市に君臨するイモータン・ジョーと出くわす。
ウォーロード・ディメンタス…クリス・ヘムズワース(日本語吹替:三宅健太)
バイカーの大群を率いる将軍。フュリオサが復讐を誓う“宿敵”。独裁者イモータン・ジョーが支配する城塞都市の覇権をめぐって争いを繰り広げる。クマのぬいぐるみを大切そうに身につけている。