コシノジュンコの展覧会「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」が、新潟県立万代島美術館にて、2024年2月22日(木)から5月26日(日)まで開催される。2024年1月21日(日)までは大阪のあべのハルカス美術館でも開催される巡回展だ。
日本を代表するファッションデザイナーのひとり、コシノジュンコ。大阪に生まれたコシノは、1960年に新人デザイナーの登竜門とされる「装苑賞」を最年少で受賞し、東京を拠点に活動を開始した。以後、世界各地でショーを開催して高く評価され、オペラなどの舞台衣装などにも携わるばかりでなく、近年は服飾デザインを超えた活動も積極的に行っている。
展覧会「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」では、コシノジュンコの創造の軌跡を紹介。創造の原点である高校時代の絵画や1960年装苑賞の受賞作、1970年大阪万博のパビリオンユニフォーム、琳派に着想した近年のコレクションをはじめ、衣装やデザイン画、写真パネル、映像演出など約200点を一堂に集めて紹介する。
コシノの創作のキーワードのひとつが、「対極」だ。これは、1980年代よりコシノが取り組んだ「アール・フュチュール(未来の芸術)」という表現のなかで生み出されたコンセプトであり、対極にある2つが相互に影響しつつ新たな価値を創出するというものであった。本展では、「対極」のコンセプトのもとで手がけられた衣服を目にすることができる。
企画展「JUNKO KOSHINO コシノジュンコ 原点から現点」
会期:2024年2月22日(木)〜5月26日(日)
会場:新潟県立万代島美術館
住所:新潟県新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル 5F
開館時間:10:00~18:00(観覧券販売は17:30まで)
休館日:月曜日(3月25日(月)、4月1日(月)・29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館
観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高校・大学生 1,300円(1,100円)、中学生以下 無料
※( )内は有料20名以上の団体料金
※前売券(一般のみ 1,400円)は、12月22日(金)から2月21日(水)まで販売
※障害者手帳の所持者は観覧料免除
【問い合わせ先】
新潟県立万代島美術館
TEL:025-290-6655