映画『ザ・バイクライダーズ』が2024年11月29日(金)に公開。オースティン・バトラーやトム・ハーディらが出演する。
映画『ザ・バイクライダーズ』は、1960年代のアメリカを舞台に、バイクを愛する荒くれ者たちが集うモーターサイクルクラブの栄枯盛衰を描いた物語。アメリカの写真家であるダニー・ライアンが1965〜73年にかけてシカゴのバイカーを撮影した写真集「The Bikeriders」にインスパイアされ製作された。
劇中では、伝説的なモーターサイクルクラブ「ヴァンダルズ」についてのエピソードが、インタビュー形式で綴られる。バイカー集団から発展したモーターサイクルクラブ「ヴァンダルズ」は瞬く間に勢力を広げ、やがてクラブ内の治安は悪化、敵対クラブとの抗争も勃発してしまう。バイクを愛するアウトローたちにとって居⼼地がよかったはずの唯⼀の場所が、誰も予想だにしない形へと変貌していく日々を映し出していく。
ベニー…オースティン・バトラー
気性が激しく無⼝なバイク乗り。群れを嫌い狂気的な⼀⾯を持つ。「ヴァンダルズ」を立ち上げたジョニーの側近。
ジョニー…トム・ハーディ
地元の荒くれ者たちを仕切る男。モーターサイクルクラブ「ヴァンダルズ」を立ち上げる。
キャシー…ジョディ・カマー
ベニーの妻。不良とは無縁の生活を送っていたが、出会いから5 週間でベニーとの結婚を決める。
ジプコ…マイケル・シャノン
「ヴァンダルズ」のメンバー。
ダニー…マイク・ファイスト
「ヴァンダルズ」を取材する写真家。
ソニー…ノーマン・リーダス
放浪のバイカー。
なお、映画『ザ・バイクライダーズ』は、『テイク・シェルター』や『ラビング 愛という名前のふたり』を手掛けたジェフ・ニコルズが監督・脚本を務める。
気性が激しく無⼝なバイク乗りのベニーを演じるのは、主演を務めた映画『エルヴィス』のほか『デューン 砂の惑星 PART2』などに出演するオースティン・バトラー。バトラー⾃⾝もオートバイに囲まれて育ち、父親や祖父もオートバイに乗っていたという。一方、地元の荒くれ者たちを仕切るジョニーは、『マッドマックス 怒りのデスロード』や『ヴェノム』で知られるトム・ハーディが扮する。
また、ベニーの妻であり、本作のストーリーテラーを担うキャシーは『最後の決闘裁判』などに出演するジョディ・カマー、「ヴァンダルズ」の一員のジプコには名バイプレイヤーのマイケル・シャノン、「ヴァンダルズ」を取材する写真家ダニーには『ウエスト・サイド・ストーリー』のマイク・ファイスト、放浪のバイカー・ソニーには「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダスが名を連ねている。