スリラー映画『ソウ(SAW)』シリーズの最新作『ソウX(ソウテン)』が、2024年10月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。

スリラー映画『ソウ』猟奇殺人鬼ジグソウの仕掛ける戦慄のゲーム

映画『ソウ』シリーズは、2004年に第1作が公開されて以来、世界中の映画ファンを絶叫と熱狂の渦に巻き込み続けているホラー映画だ。物語で描かれるのは、猟奇殺人鬼のジグソウが、命を粗末にする者に課す生死を賭けた“ゲーム”。被害者に究極の選択を迫る極限の設定と、戦慄のゲームを通じて、観客を恐怖と興奮の境地へと誘い込む。

特に、緻密に計算された驚愕のクライマックスが特徴で、各作品が持つ独特のサスペンスと衝撃的なストーリーが見どころとなっている。シリーズは最新作を含めて累計10作に達し、世界興行収入は10億ドルを突破した。

『ソウ』『ソウ2』の間が舞台、前日譚を描く

新作映画『ソウX』では、ジグソウの前日譚を描写。『ソウ』と『ソウ2』の間を舞台に、ジグソウの最も個人的な“知られざるゲーム”が描かれる。眼球を吸い出すかのように目につながれたチューブ、首元に迫る電動糸ノコギリ、熱線を内側に仕込んだデスマスクといった狂気の殺人マシーンや、ジグソウの後継者候補の1人としてシリーズに登場したアマンダ、そして彼女が扮する不気味な豚のマスク姿のピッグ、甲高い笑い声が恐怖を誘うビリー人形などシリーズおなじみの要素も随所に詰め込まれている。

映画『ソウX』あらすじ

末期がんで余命わずかと宣告された“ジグソウ”ことジョン・クレイマー。奇跡的な回復を願い、危険な実験的治療を受けるためにメキシコへ向かう。しかし、治療が実は弱い立場の人々を騙すための卑劣な詐欺であることを知った彼は、復讐を決意。自分を騙した詐欺師やインチキ治療に加担した医師たちに、恐ろしい罠を仕掛けていく。ジョンの復讐劇は、彼の内なる闘志と冷徹な計画により、一連の「死のゲーム」として展開される。

主人公・ジョン・クレイマー／ジグソウ…トビン・ベル
末期がんを患い、医師から余命わずかと宣告される。間近に迫る死に絶望するも、非認可の医療施設を紹介され、メキシコに飛んで実験的治療を受けることに。無事に手術も成功したかに思えたが、再検査の結果には一切の改善が見られず騙されたことを知る。まさかの事態に動揺するも、ジグソウの顔が再び目を覚まし“命の尊さを学ぶ”新たなゲームの開催を決意。主犯格の男女4人を拉致し、恐怖の殺人マシーンに拘束する。

キャストにトビン・ベル、ショウニー・スミスも再び

キャストには、ジグソウことジョン・クレイマー役を演じてきたトビン・ベルが再登場し、アマンダ役でおなじみのショウニー・スミスも再びスクリーンに登場する。

今回の作品では、特にジョン・クレイマーの人生にフォーカスし、その視点から物語が描かれているため、ジョン・クレイマーの複雑な心理と、彼を取り巻く人々のドラマが、これまで以上に緻密に描かれることだろう。ほかにも、スティーヴン・ブランド、シヌーヴ・マコディ・ルンド、マイケル・ビーチなどが名を連ねており、実力派俳優たちが揃っている。

“シリーズ1作目から共に歩んできた”ケヴィン・グルタートが監督

監督を務めるのは、シリーズの編集者として1作目から参加し、2009年の『ソウ6』および2010年の『ソウ ザ・ファイナル 3D』でメガホンを取ったケヴィン・グルタート。製作総指揮には、『ソウ』シリーズ1～8や『死霊館』シリーズ、『M3GAN ミーガン』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』などのヒット作を手掛けたジェームズ・ワンと、『ソウ』シリーズの1～3と7、および『インシディアス』シリーズのリー・ワネルが名を連ねている。

脚本は、前作『スパイラル：ソウ オールリセット』や『ジグソウ：ソウ・レガシー』のジョシュ・ストールバーグ＆ピーター・ゴールドフィンガー、音楽はシリーズ全作を手掛けるチャーリー・クロウザーが手掛ける。

【詳細】
映画『ソウX』
公開日：2024年10月18日(金)
出演：トビン・ベル、ショウニー・スミス、スティーヴン・ブランド、シヌーヴ・マコディ・ルンド、マイケル・ビーチ
監督：ケヴィン・グルタート
脚本：ジョシュ・ストールバーグ、ピーター・ゴールドフィンガー
製作：マーク・バーグ、オーレン・クールズ
製作総指揮：ジェームズ・ワン、リー・ワネル
音楽：チャーリー・クロウザー
原題：Saw X