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倉俣史朗の展示が静岡市美術館で - 戦後を代表するデザイナー“静岡との関わり”、椅子や図面など公開

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静岡市美術館では、小企画展「Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡」を、2024年11月6日(水)から12月15日(日)まで開催する。

倉俣史朗、静岡での足跡

倉俣史朗 《ファニコンのイス#3》(家具産地イメージアップ事業) 1988年
Photographed by Hiroyuki Hirai
倉俣史朗 《ファニコンのイス#3》(家具産地イメージアップ事業) 1988年
Photographed by Hiroyuki Hirai

戦後日本を代表するデザイナーのひとり、倉俣史朗(くらまた しろう)。椅子や照明機器といったプロダクト、インテリアデザインの領域で斬新な活動を展開した倉俣は、アクリルやガラス、アルミニウムなど、従来の家具や内装では使用されなかった素材を活用し、透明感や浮遊感を湛えた作品で世界的に評価された。

倉俣史朗 《スナック田園》 1967年
Photographed by Mitsumasa Fujitsuka
倉俣史朗 《スナック田園》 1967年
Photographed by Mitsumasa Fujitsuka

倉俣は、静岡と深い関係を持っていた。活動を始めた1960〜80年代にかけて、倉俣は静岡の商業施設に数多く携わっており、その例として衣料品店「トンボヤ」や宝飾品店「タカラ堂」、バー「コンブレ(COMBLÉ)」などを挙げることができる。また、静岡市が1988年に主催した「家具産地イメージアップ事業」では、倉俣と静岡の職人がオリジナルのイスとテーブルを共同で制作している。

倉俣史朗 《メンズウェア・シバサキ》 1968年
Photographed by Mitsumasa Fujitsuka
倉俣史朗 《メンズウェア・シバサキ》 1968年
Photographed by Mitsumasa Fujitsuka

小企画展「Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡」では、倉俣の静岡での活動を紹介。新たに発見された図面や写真資料などを展示するほか、《ファニコンのイス#3》など、「家具産地イメージアップ事業」で制作された椅子5脚を公開する。

展覧会概要

小企画展「Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡」
会期:2024年11月6日(水)~12月15日(日)
会場:静岡市美術館 多目的室
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3F
開館時間:10:00~19:00
休館日:月曜日
※11月9日(土)、12月7日(土)など、ほかのイベントが実施される日は閉室
観覧料:無料

【問い合わせ先】
静岡市美術館
TEL:054-273-1515

Photos(5枚)

倉俣史朗の展示が静岡市美術館で - 戦後を代表するデザイナー“静岡との関わり”、椅子や図面など公開|写真1 倉俣史朗の展示が静岡市美術館で - 戦後を代表するデザイナー“静岡との関わり”、椅子や図面など公開|写真2 倉俣史朗の展示が静岡市美術館で - 戦後を代表するデザイナー“静岡との関わり”、椅子や図面など公開|写真3 倉俣史朗の展示が静岡市美術館で - 戦後を代表するデザイナー“静岡との関わり”、椅子や図面など公開|写真4 倉俣史朗の展示が静岡市美術館で - 戦後を代表するデザイナー“静岡との関わり”、椅子や図面など公開|写真5

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