水族館一体型の球場や、飲食・スポーツ施設を備えた新たなまち「東京ジャイアンツタウン(TOKYO GIANTS TOWN)」が、東京・稲城のよみうりランド隣接エリアに誕生。「ジャイアンツタウン スタジアム」が2025年3月1日(土)にオープンし、まちびらきを迎える。その後、水族館・飲食施設は2027年にオープンする。
「東京ジャイアンツタウン」は、東京・多摩丘陵の一角に新たに誕生する緑豊かなまち。開放感溢れる球場「ジャイアンツタウン スタジアム」を中心に、水族館やスポーツ関連施設、飲食施設を備えたスポーツとエンターテインメントの複合施設となる。周辺にはよみうりランドをはじめ、植物園「HANA・BIYORI」や温泉施設「花景の湯」、ゴルフ場なども位置しており、「東京ジャイアンツタウン」の開業によって、より一層活気あふれるエリアとなりそうだ。
読売ジャイアンツの新ファーム球場として先行オープンする「ジャイアンツタウン スタジアム」は、地上3階建て、東京ドームと同じ中堅122m、両翼100mの人工芝球場。サブグラウンドも備える。観客席は約2,900席を設け、1階の1、3塁側にはグラウンド上にせり出した「エキサイトシート」を、外野には天然芝生席を設置する。また、2、3階のスタンドは客席を4列に抑えてグラウンドとの距離を近づけ、より観戦しやすく選手たちとの距離感も近い空間に整備する。
「ジャイアンツタウン スタジアム」開業を記念して3月1日(土)・2日(日)には若手選手中心の巨人対ヤクルトの試合を実施。また、翌週末の3月8日(土)・9日(日)には「メモリアルゲーム 伝統の一戦」として巨人対阪神戦を行う。
「ジャイアンツタウン スタジアム」は野球以外のエンターテインメント活用も幅広く実施していく予定。謎解き体験型イベントの「リアル脱出ゲーム」やランニングイベントをはじめ、手紙社とタッグを組んだ「東京クラフトフェスティバル」などのマルシェイベントや、地域のお祭り、スポーツ・カルチャー教室などを開催していく。
また、野球の試合やイベントがない日には、球場を一周できるコンコースや内外野のスタンドを一般開放。コンコースでは飲食売店の営業も行い、散策ができるだけでなく、ピクニック気分でスタジアムの客席に座り弁当を広げて食べることができる。
「ジャイアンツタウン スタジアム」内の2階コンコースには、ドムドムハンバーガーの新業態店舗「ジー・ドムドム(G×DOMDOM)」がオープン。通常のドムドムハンバーガー店舗とは異なるメニューを用意しており、限定バーガーや、焼きそば・カレーなどの球場フード、地域の特産品を使用したご当地スイーツなどを提供する。
「ジー・ドムドム」では、ドムドムハンバーガーの定番「ビッグドム」をアレンジし、ブラックバンズに2枚のパティやベーコン、トマト、チーズを挟んだ「ビッグジードムバーガー」や、人参でジャイアンツカラーのオレンジに仕上げた期間限定メニュー「手作り厚焼きたまごバーガー」など、インパクトのあるメニューが勢揃い。店舗はイベント開催日だけでなく通年で営業するため、日常のランチやカフェタイムに利用するのもおすすめだ。
「ジャイアンツタウン スタジアム」は、国内初の“水族館一体型球場”となるのも大きなポイント。「ジャイアンツタウン スタジアム」のレフトスタンド後方に水族館を併設し、芝生外野席からコンコースを通ってアクセスできるように整備する。また、専用駐車場や飲食施設とも歩行者用ブリッジで接続。訪れた人々がジャイアンツタウン内を一体的に回遊できる動線を確保する。