展覧会「ヨーロッパの装い ー19 - 20世紀を中心にー」が、2025年4月3日(木)から9月26日(金)までの木・金曜日に、東京のポーラ文化研究所・化粧文化ギャラリーにて開催される。
19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ社会は、産業革命による技術革新を経て近代化が進む中、ビューティーの分野でも大きな発展を遂げた。現代にも通じる化粧品やメイクテクニックが登場し、その影響は日本の化粧文化にも及んだという。
展覧会「ヨーロッパの装い ー19~20世紀を中心にー」では、ポーラ文化研究所のコレクションから、当時ヨーロッパで使用されていた化粧道具や装身具を展示。また、それらに関連するテーマで選書した書籍も紹介する。
会場には、1900年頃の《ガラス化粧セット》や《エナメル装飾化粧セット》、《八角形リップ付きコンパクト》といった優美なヨーロッパの化粧品のほか、鮮やかな絵画が目を引く《マルタンのワニス扇》などのファッションアイテムも登場。鎖国を解いた日本の人々が憧れた、ヨーロッパの化粧品やファッション文化の魅力に触れられる展覧会となっている。
「ヨーロッパの装い ー19 - 20世紀を中心にー」
会期:2025年4月3日(木)~9月26日(金)
会場:ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー
住所:東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F
開室日:木曜日・金曜日(木曜日は予約制)
開室時間:11:00~17:00(最終入室は16:30まで)
休室日:8月14日(木)、8月15日(金)
料金:無料