ジュリア・ペトリー=ジョウンズは、1985年カナダのバンクーバー生まれ。2007年にクワントレン大学 (Kwantlen University)でファッションデザインの学士号を修得し卒業。卒業後、ヘルシンキに転居し、2009年にアールト大学の芸術デザイン大学で修士課程をスタート。
ジュリアは、かたどられたフォルムと斬新な構造技術と生地の表面を強調しながら、シンプルで生物的なデザインを用いている。このコレクションのシンプルな構造とボリュームのあるフォルムは、シベリアのフォークロアと厳しいロシアの風景から発想を得ている。厚手のウールとブランケットのクリーンな表情が与える包まれた感じや安定感が彫刻的なフォルムのコレクションから伝わってくる。
ジュリアはカナダとフィンランドの業界で働いた経験がある。最近では、ロンドンで活動しているフィンランドのデザイナー、ヘイッキ・サロネン(Heikki Salonen)のもとで働いた。