建築・パフォーマンス・ファッション・アートなど様々なジャンルのクリエイションを発表しているNPO法人ドリフターズ・インターナショナル。そのドリフターズ・インターナショナルが、横浜トリエンナーレの開催に合わせ主催し、現在開催中のアートフェスティバル「港のスペクタクル」では、横浜の街を独自の視点で捉えたオリジナリティあふれる各種イベントを開催している。
その「港のスペクタクル」の企画の一つ、若きクリエイターたちがダンス・建築・ファッションそれぞれの制作物を一つにまとめあげた公演「ドリフターズ・サマースクール2011」が、2011年9月14日(水)から16日(金)の3日間行われる。ドリフターズ・サマースクールは「ダンス」「制作」「ファッション」「建築/空間美術」の4コースに分かれ、約2か月間の実践的なワークショップを行ってきた。講師陣は各分野で第一線で活躍するクリエイターたち。
2011年のドリフターズ・サマースクールは企業と共同で作品を制作している。ファッションコースでは山梨県の絹織物を提供され、素材として舞台衣装を制作。また建築/空間美術コースは、リサイクル処理業者から提供を受け、廃材を素材として活用。その廃材を舞台美術として活かす工夫をこらしている。
左) 山梨の工場見学の様子
右) リサイクル廃材を選んでいる様子
9月の公演では、それまでのワークショップや講義を通して得られたものやインスピレーションをもとに、各コースのエネルギーが融合し、新たなクリエーションとして発表される。
【公演情報】
■日時
2011年9月14日(水) 19:30開演
2011年9月15日(木) 19:30開演
2011年9月16日(金) 14:00開演
※受付開始は開演1時間前、開場は30分前。
※全公演、アフタートークを開催。(トークゲストは決まり次第ウェブサイトにて発表)
■アフタートークゲスト
・14日 <建築の日>
トラフ建築設計事務所(鈴野浩一、禿真哉)、中山英之
・15日 <ダンスの日>
岡田利規(演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰)、山田うん
・16日 <ファッションの日>
西谷真理子(highfashion ONLINEチーフエディター)、玉井健太郎(ASEEDONCLOUD)、山縣良和(writtenafterwards)
■会場
KAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオ
神奈川県横浜市中区山下町281
・みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口より徒歩5分
・みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口より徒歩8分
・JR・市営地下鉄「関内駅」徒歩15分
■チケットについて
発売中 前売1800円、当日2000円
■申し込み方法
件名を「ドリフ最終公演チケット」とし、名前、日時、枚数、住所、電話番号を記入の上、dss11.ticket@spectacleonthebay.comまでEメールにて(返信メールをもて予約完了)
【問い合わせ先】
URL : http://drifters-intl.org/
mail : dss2011info@gmail.com
twitter : @drif_SS
facebook : ドリフターズサマースクール2011
【NPO法人ドリフターズ・インターナショナルについて】
シアタープロダクツの金森香、建築家・藤原撤平、アートディレクターの中村茜の3人が理事を務め、企画・運営。
建築・パフォーマンス・ファッション・アートなど様々なジャンルから漂流してくる、エネルギッシュな日本のクリエーションをドンドン海外に漂流させて、あるいは海外のまだ見ぬクリエーションを日本にまで漂流させて、今までにないダイレクトかつメトロポリタンで、ポップでまじめなシーンを、さっさと近所の路地裏から実現させていく。