今季は、スイムウェアまたはアンダーウェアから着想を得たマイクロ丈がブームの予感。「モダン・ロココ」をテーマにしたフェンディは、本来ドレスの下にある下着をキーアイテムにフェミニンルックを提案。
また、アルベルタ フェレッティはドレスに交えてブラトップを、プラダはジャケットと共にショートパンツを…と着こなしで遊びを効かせているブランドも多い。
CHECK:下記ブランドも展開
ブルマリン、エミリオ・プッチ、エルマンノ シェルヴィーノ
ブルーガールのキーアイコンは‟フリンジ”。マルチカラーのピアスやネックレスに採り入れ、カラフルなサマールックへと繋げた。
ロベルト カヴァリは、民族ドレスやカウボーイルック、そして日本の着物スリーブ…と様々な文化をミックスさせた。トルコや中央アジアを旅する女性をミューズにしたエトロは、民族衣装・カフタンを主役に。タッセルを飾ったり、鮮やかな刺繍を施したりとモダンなアレンジも注目どころ。
装いからアクセサリーまで一色にまとめたシンプルスタイルも一つのムーブメントに。
パワーショルダーで強さを表現したジル・サンダーは、クリーム・ペールピンク・ブラックなど様々なカラーのワントーンルックを披露。「トロピカル モダン」をテーマに、ボタニカル模様、アニマル柄を揃えたマックスマーラの中にも、鮮やかなオレンジ・ブルー・イエローで揃えた着こなしがあった。プリントが得意なマルニが、一色で勝負したのも興味深い。
CHECK:下記ブランドも展開
アルベルタ フェレッティ、N°21、エミリオ・プッチ、スポーツマックス、エルマンノ シェルヴィーノ、トラサルディ、フィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ
最旬バッグのキーワードはアクティブ。マルニの新作は、洋服と同じ生地で仕上げた腰巻きバッグ。大きなサイズ感なので容量も抜群だ。一方、N°21のニューモデルもウェストバッグ。こちらはかなり小ぶりなタイプで、リボンをあしらってフェミニンに仕上げた。
アクティブとは少し異なるが、グッチはリボンストラップを使って背負わせ、アルベルタ フェレッティは腰回りにベルトと一緒に巻き付け、新しいバッグの持ち方を提示した。