ドキュメンタリー映画『アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー』が、2017年10月28日(土)よりBunkamuraル・シネマにて公開される。
アイリーン・グレイは、20世紀前半にパリで活躍した女性クリエイター。装飾、デザイン、建築の分野で才能を発揮した。1929年に手掛けた建築処女作「E.1027」が、近代建築の巨匠ル・コルビュジエを驚嘆させ、彼が生涯で唯一その才能を羨んだ人物だと言われている。
また、2009年、クリスティーズにて開催された『イヴ・サンローラン&ピエール・ベルジェ・コレクション 世紀のオークション』にて、彼女が手掛けた<ドラゴン・チェア>が、当時史上最高額の約28億円で落札され、大きな話題になった。
アイリーン・グレイは死の直前に自分にまつわる多くの資料を処分し、彼女の名前は徐々に表舞台から消えていった。本作では、5年に渡る丹念な調査から浮かび上がった実際の史実に基づき、謎に包まれたアイリーン・グレイの人生をドキュメンタリー形式で掘り下げていく。
【詳細】
『アイリーン・グレイ 孤高のデザイナー』
公開日:2017年10月28日(土)~Bunkamuraル・シネマにて公開
監督:マルコ・オルシーニ
出演:メアリー・マクガキアン、ジェニファー・ゴフ
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