「キリン 生茶」発“お茶の体験型施設”お茶のいろはが、東京・原宿に2018年5月中旬まで期間限定オープン。体験型コンテンツやワークショップを通じて日本人に馴染み深い"お茶"について学べる限定施設だ。
「キリン 生茶」は、12月8日(金)にお茶のいろはを会場として「茶会 Xmas Party by Namacha」という名のクリスマスパーティーを開催。“お茶”にまつわるフードやドリンク、さらにクリスマス定番のツリーも日本式にアップデートして“和風のクリスマスパーティー”を提案。今の時代にフィットしたお茶を目指す生茶ならではの、新しい価値観やアイデアが溢れていた。
クリスマスパーティーの主役となる美味しいご馳走。「茶会」ではお茶との相性を考えて作られた、フード&スイーツ全13種類が登場。手掛けたのは東京・代々木上原でお弁当販売を行っている「チオベン(chioben)」の山本千織だ。タイのサラダ・ソムタムや中東の肉料理キョフテなど世界各国のメニューが、鰤や里芋、柿など日本ならではの食材や、今が旬の牡蠣、様々な種類の大根などを用いてアレンジされる。
青パパイヤを使ったタイのサラダ・ソムタムは、数種類の大根を使って和風にアップデート。食感のアクセントとなるのは切り干し大根。タレをよく吸う乾物は、こういったサラダにプラスすると、食感だけでなく風味も豊かになる。
フルーツと魚介は意外と好相性。牡蠣と柿の生春巻きは、湯引きした牡蠣にとろける舌触りの柿を組み合わせて、ライスペーパーで包んだもの。中にはすりおろし生姜などで味付けした湯葉を忍ばせて味付け。中身を変えるだけでぐっと印象の変わる生春巻きは、まさにパーティフードにぴったり。牡蠣と柿だけじゃなく、海老と桃など様々な組み合わせを試してみて。
フランス料理の前菜などで登場するテリーヌがスイーツに変身。微粉砕茶葉をたっぷり使ってチョコレートと合わせれば“甘い”和風テリーヌに。ねっとりと舌に絡みつくほど濃厚なチョコレートテリーヌは、抹茶の香りも豊か。
「茶会」ではカクテル&ノンアルコールドリンクも生茶を使って和風にアレンジ。クリスマスの時期にヨーロッパで飲まれるホットワイン(マルドワイン)やアメリカの牛乳と卵などを使ったエッグノッグが、日本一のバーテンダー・藤井隆によって日本スタイルに変身する。
生茶の中に柚子や生姜、レモンなどを漬け込んでホットワインのように香り付け。香りのよい柚子や生姜は生茶と相性抜群だ。サングリアのように漬け込めば、いつもと違った生茶を自宅で楽しめる。
生茶にワインを合わせた「Vin-cha」の決め手はアップルリキュール。「茶会」では栗の香りが付いた、フランス産のリンゴリキュールを組み合わせた。生茶やワインの中から顔を出すリンゴの爽やかな香りがやみつきに。