映画『ホース・ソルジャー』が、2018年5月4日(金・祝)にTOHOシネマズ日比谷ほか全国の映画館で公開される。
アメリカ・同時多発テロ9.11直後、最初の反撃である対テロ戦争の最前線部隊に志願した12人のアメリカ陸軍特殊部隊員・グリーンベレーの姿を描いた衝撃の実話『ホース・ソルジャー』。
グリーンベレーのミッションは、地元の反タリバン勢力と手を組み、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧すること。最新兵器で迎え撃つ敵勢5万人に対して、任務遂行のために与えられた期間はわずか3週間。さらに戦地は険しい山岳地帯であるため、“馬”を使って移動し、馬に乗って戦う必要に迫られることになる。
製作を手掛けたのは、『ブラックホーク・ダウン』『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などを代表作に持つ、ジェリー・ブラッカイマー。ハリウッドが誇るヒットメーカーが、デンマークのCM界の奇才で、コソボ紛争を追った報道写真家でもあるニコライ・フルシーを監督に迎えて撮影を進めた。
部隊を統率するミッチ・ネルソン大尉に抜擢されたのは『アベンジャーズ』シリーズのクリス・ヘムズワース。部下役は、オスカーに2度ノミネートされ『シェイプ・オブ・ウォーター』でも注目を集めるマイケル・シャノン、『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』の公開を控えるマイケル・ペーニャ、『ムーンライト』での好演が記憶に新しいトレバンテ・ローズらが脇を固める。
ネルソン大尉の妻を演じたのは、『ワイルド・スピード MEGA MAX』でドミニク(ヴィン・ディーゼル)と恋仲になるエレナ役で世界に名前が広がったエルサ・パタキーだ。彼女とクリス・ヘムズワースの二人は、実際の夫婦。夫婦役を演じたことについて、クリスは「僕らは7年もリハーサルしてきたようなものだ(笑)」と笑いながら話したという。
2001年9月11日のその翌日、ミッチ・ネルソン大尉は、最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願し、特殊作戦の隊長に任命される。わずか12人でアフガニスタンへ乗り込み、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を結び、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧するのだ。だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。敵の数はまさかの5万人、さらに、将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される──。
【詳細】
映画『ホース・ソルジャー』
公開日:2018年5月4日(金・祝) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督:ニコライ・フルシー
製作:ジェリー・ブラッカイマー他
脚本:テッド・タリー、ピーター・クレイグ
原作:ダグ・スタントン「ホース・ソルジャー」(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
出演:クリス・ヘムズワース、マイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、トレバンテ・ローズ
原題:12 Strong/2018年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/130分/
字幕翻訳:風間綾平