日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2020」が開催中止に。
*2020年3月13日(金)から15日(日)までの3日間、静岡市役所前の青葉シンボルロードにて開催される予定だった。
地域の風土を色濃く反映した“ご当地おでん”を通した地域の食文化の紹介を目的にスタートした「静岡おでん祭」は、会期中に20万人以上を動員する人気のグルメイベント。開催14回目を迎える今回も全国10地域から30以上の屋台が出店し、各店自慢のご当地おでんを販売する。
数あるご当地おでんの中でも特に注目したいのは、やはり地元静岡の「静岡おでん」だろう。時は大正時代、当時廃棄処分されていた牛すじや豚モツを煮込み料理の材料としたことをルーツとする「静岡おでん」は、黒はんぺんが入った真っ黒なスープと、食べる直前にかけるダシ粉が最大の特長だ。「桜えび巾着」や「生わかめ」など、各店オリジナルの具にも注目してほしい。
そのほか、しょうが醤油をたっぷりと付けていただく「姫路おでん」、鯖きんちゃくの入った福井・小浜市の「若狭おばま鯖おでん」、宮城ならではの牛タンつくねが味わえる「石巻 絆おでん」、富山県の郷土料理で味噌田楽の一種「あんばやし」が入った富山県「富山おでん」など、様々なおでんが集結。会場では是非複数の屋台をハシゴして、それぞれ個性豊かなご当地おでんを食べ比べてみてはいかがだろう。
「静岡おでん祭2020」
※2020年2月26日(水)、開催中止を発表※
【問い合わせ先】
静岡おでん祭実行委員会
TEL:070-4170-0711