ソニーより「Xperia 1(エクスペリア ワン)」が発表された。世界初の4K有機ELディスプレイと、世界初の瞳AFを搭載したトリプルレンズカメラを搭載する。
クリエイティブなエンタテインメント体験を届けていくという想いのもと、ソニーが他の分野で培った技術力を集結。デジタル一眼カメラαシリーズや有機ELテレビブラビアなどの技術を「Xperia 1」に取り入れる。
有効画素数は約1200万画素。三つのカメラを備え、焦点距離26mm(F1.6)/52mm(F2.4)/16mm(F2.4)(35mm換算)のレンズを自在に切り替えることができるトリプルレンズカメラを搭載。美しボケ感も楽しめそうだ。
最大の注目は瞳を検出してオートフォーカスする「瞳AF」。αシリーズのデジタル一眼カメラで好評だった機能で、人の瞳に正確にピントを合わせてくれる。また、犬や猫など動く相手にもオートフォーカスが追従しつつ、自動で明るさも調整。10コマ/秒の高速連写を実現する。その他、暗い場所で撮影する写真画質がより向上したほか、映画のようなクオリティの高い動画撮影が体験できる新機能「Cinema Pro」を搭載するという。
Xperia 1では、14K有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)を搭載。アスペクト比は21:9。約6.5インチの大画面だが幅は72mmと手に馴染むサイズ。さらに臨場感を実現する立体音響技術「ドルビーアトモス(Dolby Atmos)」に対応し、映画(対応コンテンツに限る)などのにおいて、ワイドな映像とともに没入感ある視聴体験が可能となる。
なお、Xperia 1の重量は約180g、厚さは8.2mm。フラットなデザインを採用した背面パネルには、ガラス本来の光沢感と艶やかさを強調するソリッドなカラーのガラスを採用している。カラーはブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色を展開する