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映画『Girl/ガール』バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女、葛藤と成長描くヒューマンドラマ

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バレリーナを目指すトランスジェンダーの少女の成長を描いた映画『Girl/ガール』が、2019年7月5日(金)に日本公開を迎える。

“第2のドラン”と評されるルーカス・ドンの長編デビュー作

監督を務めたルーカス・ドンは、本作が長編デビュー作ながら、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)含む3冠を受賞。評論家からは、“ニュー・ドラン=第2のグザヴィエ・ドラン”とも評される、今世界が注目する気鋭の新人監督だ。

バレリーナになるために奮闘する、トランスジェンダーの少女

『Girl/ガール』場面カット|写真1

本作は、ドン監督がバレリーナを目指すトランスジェンダーの少女についての記事に心を動かされ、“必ず彼女を題材にした映画を撮る”という強い決意から誕生。生まれながらの身体的性別と心の性別が異なる主人公の少女ララが、血のにじむような努力を重ねてバレリーナとして成長していく姿を描いたヒューマンドラマだ。

あらすじ

15歳のララの夢はバレリーナになること。しかし、男の体に生まれてきた彼女にとって、それは簡単なことではなかった。それでも強い意志と才能、娘の夢を全力で応援してくれる父のサポートもあり、難関のバレエ学校への入学を認められる。

夢の実現のために毎日厳しいレッスンを受け、血のにじむような努力を重ねていくララだったが、初めての舞台公演が迫る中、思春期の身体の変化により思い通りに動けなくなることへの焦り、ライバルから向けられる心ない嫉妬により、彼女の心と体は追い詰められていくーー。

ベルギー名門バレエスクールのトップダンサー、ビクトール・ポルスターが主演

主演を務めたビクトール・ポルスターは、ベルギーのアントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通う現役のトップダンサーで、500人を超える候補者の中から選ばれた逸材。初の映画出演、しかも彼自身はシスジェンダー(生まれた時に診断された身体的性別と、自分の性同一性が一致していること)でありながら、ララの繊細な表情や思春期の心の機微を見事に表現。バレエシーンでは、卓越した表現力によってい圧倒的なパフォーマンスを見せている。

その美しいバレエシーンの振り付けは、コンテンポラリーダンス界の旗手であり、日本でも森山未來とタッグを組んだ公演でも知られる振付師のシディ・ラルビ・シェルカウイが担当している。

作品情報

映画『Girl/ガール』
公開日:2019年7月5日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
監督・脚本:ルーカス・ドン
出演:ビクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ
振付師:シディ・ラルビ・シェルカウイ
原題:『Girl』
©Menuet2018

Photos(1枚)

『Girl/ガール』場面カット|写真1

Photos(1枚)

『Girl/ガール』場面カット|写真1

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