東京・渋谷の東急百貨店東横店が、地下1階の食品売場以外の営業を2020年3月31日(火)で終了。閉店に伴い、東急百貨店は、2019年11月1日(金)に開業の「渋谷スクランブルスクエア」ショップ&レストランに新業態を出店する。
「渋谷スクランブルスクエア」のショップ&レストランにオープンする東急百貨店の新業態は、地階2階、1階、そして4階から6階に出店。3つのカテゴリーで、日本初上陸を含む約120の売り場・ショップを展開する。
<3つのゾーン>
・東急フードショーエッジ:最新かつ旬を迎えたものにこだわり、スイーツとデリに特化。
・+Q (プラスク):ビューティーとハンドバッグ、シューズ、ファッション雑貨を取り揃える。
・428-224(シブヤ224):最旬のデザイナーズブランドから次世代ブランドまで、常に50ブランド以上を揃えるセレクトストア。
「東急フードショーエッジ」は、日本初・渋谷初となるフード&スイーツブランドが多数登場するフロア。「ワールドブティック」ゾーンと「カラット 東急フードショーエッジ」で構成される。
「ワールドブティックゾーン」で、まず紹介したいのは「エシレ・パティスリー オ ブール(ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE)」。フランス産発酵バター・エシレを使った焼菓子が楽しめる専門店として名を馳せ、今や行列必至の人気店となっている同店が、遂に渋谷初上陸となる。
店内には、他店舗にはないキッチンスペースを併設するため、出来立てのフィナンシェやマドレーヌを味わえる。こだわりのエシレ バターは、クリーミーな味わいかつ芳醇な香りでありながら、発酵バターならではの爽やかさも感じられる。なお、店舗では、エシレ バターの販売も行われる。
次に紹介したいのは、日本初上陸となる「モリヨシダ(MORI YOSHIDA)」。「モリヨシダ」は、これまでサロン・デュ・ショコラなどで出店してきた、パリの人気パティスリーだ。パリジャンを魅了したケーキ、そして店自慢のサブレは、素材そのものの味が生きた絶品ばかりだ。
“味覚の魔術師”と称される「フィリップ・コンチティーニ」の2号店にも注目。新たなクリエイションとなる「ブラウニー」は、口に入れた時のチョコレート生地の贅沢さと独特な食感、そしてアクセントの塩が絶妙なマリアージュを繰り広げる。
さらに、同フロアには、ル・ショコラ・アラン・デュカスも出店。産地とその個性が生かされた、カカオ豆本来の味わいを楽しめるボンボンショコラやタブレットなどを用意する。デザート・サロンも併設されているので、ゆっくりアラン・デュカスのショコラの世界を味わえそう。
「カラット 東急フードショーエッジ」では、ギフトにも適した注目スイーツを揃えた。関東初、商業施設初などを含めて11ショップとイベントスペースが入居する。
渋谷初となるのは、ベイクの展開するバターサンド専門店「プレスバターサンド」や、2018年に新宿に1号店をオープンしたチーズスイーツ専門店「ナウオンチーズ」など。
また、「カラット 東急フードショーエッジ」では、人気パティスリーが多数出店するのも魅力。長野・信州安曇野発のりんごと花のスイーツ店「アップル&ローゼス」が関東初登場するほか、青山の人気パティスリー「アニバーサリー」は、新業態としてケーキや焼き菓子の店舗を構える。清澄白河のパティスリー「アンヴデット」も限定商品を携えて商業施設に初出店を果たす。