エキナカ商業施設「グランスタ(GRANSTA)東京」が2020年8月3日(月)に開業し、新たに66のショップ&レストランが出店する。なお、同施設は、JR東日本グループと鉄道会館が、2012年より進めている「東京駅北通路周辺整備」によって誕生する。
「東京駅が街になる=Tokyo Station City」のコンセプトのもと、丸の内駅舎の保存・復元、グラントウキョウノースタワー・グラントウキョウサウスタワー・グランルーフの開業、八重洲駅前の整備など、着実に生まれ変わりつつある東京駅構内。2020年に向けては「東京駅北通路周辺整備」と題して、中央通路と北自由通路間のリニューアルが、2012年に着手した改札内北通路の改良工事とともに行われてきた。
こうして変貌を遂げる東京駅北側通路周辺に、既存の改札内商業ゾーン「グランスタ」を抱合する「グランスタ東京」、待合空間「スクエア ゼロ」、新改札口「グランスタ地下北口」が誕生する。
「グランスタ東京」は、1階と地下1階の2フロアに誕生する。本格的なレストランから、待ち合わせや乗り換えのちょっとした時間に使えるカフェなど、多彩なジャンルの66店舗を揃えた。既存の店舗をあわせると、150店舗以上のバリエーションとなる。
まずは人気・有名スイーツ店に注目。フランスのパティスリーメゾン「ラデュレ」をはじめ、手土産にも喜ばれること“間違いナシ”の店舗が軒を連ねる。
パリの老舗パティスリーメゾン「ラデュレ」がエキナカに初登場。東京駅に到着したパリジェンヌを描いたメタルボックスに4種類のサブレを詰め合わせた「パリジェンヌ in Tokyo」など限定商品も展開していく。
「ガトーフェスタ ハラダ」もエキナカ初登場。看板商品のガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」をはじめ、焼き菓子など手土産にも喜ばれるラインナップを多数揃える。1つからの販売となるので、車中で楽しむにも最適。旗艦店を彷彿させるラグジュアリーな空間には、カフェやソフトクリームの販売場所が併設となっている。
カステラの専門店として100年の歴史を誇る文明堂東京から新ブランド「ヌエヴォ バイ ブンメイドウ(nuevo by BUNMEIDO)」が誕生。その初となる店舗では、独自製法によりカステラの美味しさを凝縮した「メープルカスティーラ」など、お土産やカジュアルギフトにもってこいのスイーツを用意する。
「帝国ホテル 東京」のホテルショップ「ガルガンチュワ」のセカンドラインとして、洋菓子店「プティ ガルガンチュワ(petit gargantua)」が新登場。店内で展開するのは、すべて同店限定の商品となっており、「ガルガンチュワ」で人気のパイのミニサイズや、フランス産の発酵バターと自然海塩にこだわった「塩バターサブレ・レクタングル」など多彩なお菓子を揃えている。
鎌倉発祥のアロマ生チョコレート専門店「メゾン カカオ(MAISON CACAO)」の新店も注目。世界の要人の手土産にも選ばれる「アロマ生チョコレート」「ガトーショコラ」など、今までにないとろけるくちどけ、香り、デザインにこだわったアイテムを揃える。グランスタ東京限定商品も販売する。