ポール・スミス(Paul Smith)は、ブランド50周年を記念して、デザイナーのサー・ポール・スミスの生き様や精神を描いた『ポール・スミス(Paul Smith)』日本語版を2020年11月に発売する。
英国デザイン界におけるレジェンド的存在であり、これまで自身の名を冠したブランド、ポール・スミスにて美しくモダンなアイテムを繰り広げてきたサー・ポール・スミス。2020年、ブランドが50周年を迎えるに際して1冊の書籍『ポール・スミス』は誕生した。
同書では、パリでの最初のショー、ブランドを象徴するストライプの進化、アーティストとのコラボレーションなど、これまでポールのクリエーションに影響を与えてきた"50のモノ"を通して、ポールの唯一無二のスピリットへと迫る。“色の魔術師”とも呼ばれるポールならではのカラフルでダイナミックなデザインだけでなく、デザイナーとしての仕事の側面も照らしだし、チームワークの重要性やスーツへの概念の再考についても語る。
ポールの友人や、共に仕事をしてきた仲間、さらにはマノロ・ブラニク、ジェームズ・ダイソン、マーティン・パーらファッションやデザインの重鎮たちによるプライベートなエピソードや手紙や写真などの寄稿も収められている。なお、編集はTC&Friendsの創業者兼クリエイティブディレクターであり、Brainstorm Designの共同議長も務めるトニー・チェンバースが行い、アップルの元最高デザイン責任者ジョナサン・アイブが序文を手掛けている。
カラフルで目を引く表紙は、ポール・スミスの代表的なストライプのデザインだ。"50のモノ"の1つである「糸巻紙」から着想を得たストライプは、3次元の糸だからこそ表現できる色合いが特徴。コンピューター画面上では見ることの出来ない立体的な色彩の表現は、ページをめくる前からポールのスピリットを感じさせてくれる。
【詳細】
『ポール・スミス(Paul Smith)』
発売時期:2020年11月22日(日)
※2020年10月1日(木)より公式オンラインショップで先行予約受付。
価格:7,500円+税
編者:トニー・チェンバース
翻訳:植田 まほ
発行者:安田 洋子
発行所:株式会社 青幻舎インターナショナル
発行元:株式会社 青幻舎
総頁数:264頁