人気イラストレーター・中村佑介の展覧会「中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA」が、2020年10月31日(土)から12月13日(日)まで東京ドームシティ ギャラリー アーモにて開催される。
中村佑介は、ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、『四畳半神話大系』のキャラクター原案、『謎解きはディナーのあとで』や『夜は短し歩けよ乙女』の書籍カバーなどを手掛けてきた、人気イラストレーターだ。
本展は、中村が世に送り出してきた作品が一堂に会す、過去最大規模の展覧会。会場には、434点もの作品が集結する。
入り口を入るとまず広がるのが、中村の代表作の一つでもあるASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケット。実際に世に出たCDジャケットと共に、着色前の線画やアイデアスケッチなどが多数展示されている。
先に進むと、『夜は短し歩けよ乙女』をはじめとする「中村佑介と文学」をテーマにした作品が登場。ここでは『夜は短し歩けよ乙女』のポスターを例に、ラフスケッチから線入れ、着色といった完成までの過程を細かく解説。また、単行本や文庫本のカバーの原画なども紹介する。
その他、『謎解きはディナーのあとで』のポスター原画も並ぶなど、誰もが一度は見たことがある中村の代表作の制作過程を覗くことができる。
人気イラストレーターになる前の、学生時代の作品も紹介。練習作品などから、今の作風に至るまでの作風の変化などを垣間見ることができる。
終盤には、ネットフリックスの人気シリーズ『ストレンジャーシングス』やハロー・キティなどとのコラボレーション作品のほか、最新作、「中村佑介2021カレンダー」の原画を多数展示。
会場には、限定グッズを取り扱う物販コーナーを併設。グラフィック入りのiPhoneケースやマグカップのほか、ここでしか購入できないグッズもラインナップする。