アップルから、新型iPhone「iPhone 12」が登場。「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」が2020年10月23日(金)から、「iPhone 12 mini」「iPhone 12 Pro Max」が11月13日(金)から発売される。
「iPhone 12」は、5.4インチの「iPhone 12 mini」、6.1インチの「iPhone 12」に、ハイエンドモデルとなる6.1インチの「iPhone 12 Pro」、6.7インチの「iPhone 12 Pro Max」を加えた全4モデルがラインナップ。
カラーバリエーションは「iPhone 12 mini」「iPhone 12」が5色、「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」は4色での展開となる。
■iPhone 12/iPhone 12 mini
ブラック、ブルー、グリーン、レッド、ホワイト
■iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max
シルバー、グラファイド、ゴールド、ブルー
「iPhone 12」の全モデルが5Gに対応。「iPhone 12」で5Gを使用すれば、高速なダウンロードやアップロード、より高品質のビデオストリーミングやゲーム体験、アプリケーション上でのリアルタイムなやり取り、高解像度でのFaceTime通話などが実現する。またアップルは、安全で高速に通信できるため、公衆無線LANに接続する必要性が減るとしている。
前モデルに対して11%薄く、15%小さく、16%軽くなった「iPhone 12」。また、「iPhone 12 mini」は、「iPhone 12」の全てのテクノロジーと臨場感のあるディスプレイを備えながら、コンパクトに再設計されたものであり、世界で最も小さく、最も薄く、最も軽い5G対応スマートフォンとなる。
いずれもアップルが設計したスマートフォン史上最速チップ「A14 Bionic」を搭載で、優れたパフォーマンスを発揮。
ディスプレイには新型の「Super Retina XDR」と、これまでより4倍衝撃に強く、あらゆるスマートフォンのガラスより耐久性の高い「セラミックシールド」と呼ばれる新素材を採用している。また、業界最高クラスの耐水性能があり、最大水深6メートルで最大30分間の水没に耐えることが可能だ。
カメラは超広角と広角の2種類のレンズを搭載。明るさが足りない場面でも、より美しい写真やビデオが撮影できるよう、取り込む光の量を27%向上させている。また、超広角と広角の両方のレンズに、ナイトモードを搭載。コンピューテショナルフォトグラフィ機能により、露出調整などを自動的に行う能力も強化した。
動画撮影も進化。映画撮影レベルのビデオ手ぶれ補正機能や、「Dolby Vision」を使用した写実的なセルフィービデオ、明るさが足りない部分でも鮮明でなめらかなムービーを撮影できる新機能としてナイトモードのタイムラプスも搭載されている。
マグネットを使った「MagSafe」を、背面に新搭載。対応のワイヤレスチャージャーが所定の位置にぴたりと付き、安定的なワイヤレス充電が可能になる。