文化学園服飾博物館は、「ヨーロピアン・モード」展を2021年2月18日(木)から4月22日(木)まで開催する。
「ヨーロピアン・モード」展では、宮廷が流行を生み出した18世紀のロココ時代から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信源とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介する。今回はその中でも「19世紀末からの服装改革」を特集し、19世紀末から1930年頃までの女性の装いに起きた変化を紹介する。
当時、移動手段の発達、健康増進のためのスポーツの推奨、女性解放運動の提唱などにより、旅行やスポーツなど屋外での活動やレジャーを楽しむ機会が増え、女性のファッションに、活動的な要素や機能性が取り入れられるようになった。会場では、変化する社会とともに活動的になりはじめた女性のドレスや、スポーツ服などが展示。
クリスチャン ディオール(Christian Dior)やピエール カルダン(Pierre Cardin)といったメゾンブランドの貴重資料も目にすることができる。
また、ダイアナ元皇太子妃の生誕60周年を記念して公開される、ダイアナ元皇太子妃のドレス3点は必見だ。
【詳細】
「ヨーロピアン・モード」展
期間:2021年2月18日(木)~4月22日(木)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3丁目-22-7
開館時間:10:00~16:30(3月5日、4月16日は19:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
休館日:日曜、祝日
入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円
※障がい者とその付添者1名は無料。
※混雑時には待ち時間が生じる場合あり。
※状況により予定が変更される場合があり。最新の情報はホームページで確認。