劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、2021年6月11日(金)全国ロードショー。明石家さんまが企画・プロデューサーを務める。
原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子のベストセラー小説『漁港の肉子ちゃん』。漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃん×キクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディだ。
映画化にあたっては、企画・プロデューサーの明石家さんまのもとに、豪華クリエイター勢が集結。監督を『海獣の子供』の渡辺歩、キャラクターデザイン・総作画監督を『かぐや姫の物語』で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一、そして脚本を『凪のお暇』の大島里美がそれぞれ務めるほか、『映画 えんとつ町のプペル』などのSTUDIO4℃がアニメーション制作を手掛ける。
物語を彩る個性豊かなキャラクターには、大竹しのぶや人気声優・花江夏樹など、豪華キャスト勢が終結。中でも初の映画作品にして声優デビューを果たすモデル・Cocomiは、大のアニメ好きであり、声優の養成所にも通った経験もあるのだとか。
肉子ちゃん(大竹しのぶ)
愛情深い性格ゆえに、数々のダメ男を引き寄せては騙されてきた肉子ちゃん。恋が終わるたびに、娘・キクコを連れて各地を放浪している。大阪出身ではないのに、なぜか大阪弁をしゃべる。
キクコ(Cocomi)
肉子の娘。豪快な母に比べ、見た目も正確も真反対のしっかり者で大人びた小学5年生。引っ越してきた町で“マトリョーショカ”と噂される肉子ちゃんの存在を、ちょっぴり恥ずかしく思っている。
二宮(花江夏樹)
キクコの同級生であり、物語の重要な役割を担う風変わりな少年。
また、若かりし肉子ちゃんの親友・みう役のボイスキャストに女優の吉岡里帆、霊媒師ダリシア役にマツコ・デラックス、肉子ちゃんが働く焼き肉屋の大将・サッサン役に映画『アウトレイジ 最終章』の中村育二を起用。
さらに、ドラマ「相棒」シリーズやドラマ「半沢直樹」の山西惇、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」やドラマ「半沢直樹」の八十田勇一といったベテラン俳優陣に加え、オーディションを勝ち抜いた14歳の新人・石井いづみなども出演する。
その他、アニメ「鬼滅の刃」我妻善逸役を務めた下野紘も参戦。爬虫類の‟トカゲ”役と、肉子&キクコの心の声を代弁するようなセリフを発する‟ヤモリ”役の二役を演じる。