草間彌生の初公開の新作彫刻含む、かぼちゃをモチーフにした3作品が香川・高松の丸亀町グリーンで、2013年7月28日(日)から11月4日(月・祝)までの期間限定で展示される。
丸亀町グリーンは、香川県高松市の丸亀町街にある複合商業施設。今回が世界初披露となる新作の《カボチャの精》は、草間彌生が初めて石を素材に制作した彫刻作品。本作は施設内の吹き抜けスペース、東館1階けやき広場に展示される。また、《PUMPKIN 2011》は大きく直径3.6m。この巨大な作品の展示期間は、展示される3作品のなかで最も短く、2013年8月24日(土)と25日(日)の2日間限定。
期間中、施設内の東急ハンズラックマーケットには関連グッズ、草間彌生グッズの特設コーナーが出現。その他にも子供向けのアート・ワークショップの開催や、作品をモチーフにしたスウィーツ、オリジナルメニューが展開される。ベネッセアートサイト直島を始めとする、アート作品を展示している島が多数点在する香川県は、3年に1度の瀬戸内国際芸術祭も主催し、日本のアートの聖地となりつつある。
【展示概要】
場所:丸亀町グリーン
期間:2013年7月28日(日)~11月4日(月・祝)
作品:
《カボチャの精》*東館1階けやき広場
《南瓜 2011》*西館3階(東急ハンズトラックマーケット横)
《PUMPKIN 2011》*西館1階けやき広場
※《PUMPKIN 2011》は2013年8月24日(土)、25日(日)の2日間
【新作概要】
石の南瓜 彫刻作品 《カボチャの精》 2013年
初めて石を素材に制作した作品。長さ約1m、高さ約60cm、厚さ約30 cmの本作は、丸亀町グリーンでの展示が初公開となるもので、世界に先駆けての披露目。
期 間:20132013 年 7月28日(日)~11月4日(月・祝)
※7/28は除幕式以降の披露
【アーティスト紹介】
草間彌生。前衛芸術家、小説家。幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作。1957年単身渡米、年単身渡米、独創的な作品と活動はアート界に衝撃を与え前衛芸術家しての地位築く。帰国後も全世界を舞台に活躍中。1983年、小説「クリストファー男娼窟」で第10回野生時代新人文学賞受賞。そのほか、第50回芸術選奨文部大臣賞(2000年)、朝日賞(2001年)、第18回高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門受賞(2006年)など受賞多数。2009年文化功労者に顕彰される。2012年世界中のルイヴィトンのショーウィンドを手掛け、バッグなどをコラボレーションで制作。2013年日本テレビのチャリTシャツをアイドルグループ嵐の大野智とデザインしている。