2013年9月13日(金)に日本公開を迎える映画『ウルヴァリン:SAMURAI』。そのプレミアイベントが、7月16日(火)、ロンドンで行われた。
注目の話題作のプレミアのために、ロンドンの中心街、レスター・スクエアに集まったマスコミの数は200名以上。また観客は3000人にのぼった。主演のヒュー・ジャックマンは、ヒロインを演じたTAO、ウルヴァリンの相棒役の福島リラや、真田広之などの日本人キャスト陣と共に登場。映画のタフ・ガイぶりとはうってかわったファンサービスを披露した。
人生初となるプレミアにTAOはミハラヤスヒロのドレスで、福島リラはステラ マッカートニーのジャンプスーツで登場。なお、レッドカーペットでのキャストのコメントは以下の通り。
ヒュー・ジャックマン :
(日本を舞台にした作品に出演し て)ファンタスティック!日本はこれまでもずっと大好きな国だったから、そこで撮影をしたのはとてもエキサイティングだった。日本がとても美しく、魅力的 でカリスマ的に描かれているので、日本の皆さんもきっと満足してくれ、そして誇りに思ってくれると思う。
TAO :
(ヒュー・ ジャックマンのエピソードを)いつもヒューは「(女性キャストの中で)君が一番好きだよ」って言ってみたりとか、なんかこう、そういう冗談を言って場を和 ませてくれるようなすごいすてきな方でした。(ハリウッド大作に初出演された感想)すごく幸運で、初めてのオーディションでこんな大作に抜擢されてしまっ て、プレッシャーはあったんですけど、もう楽しくてしょうがなくて、やっと今日の日をロンドンで迎えられて、本当に嬉しいです。
福島リラ :
(ア クションについて)肉体面ではすごくチャレンジでした。格闘技やアクションスタントは全然初めてだったので、それを勉強するというのがすごくチャレンジで した。休みなしだったので、どうやって疲れを取るかというのが大事でした。(ヒュー・ジャックマンのエピソードを)ヒューは肉体管理がとてもプロフェッ ショナルで、毎回見る度に、パンプアップ(トレーニング)しているか、ウェイト維持のためにご飯を食べているかしていました。それに、セットにいるスタッ フたちに優しく声をかけたりとか、そういうところもプロフェッショナルだなと思いました。
また、注目のヒューは8月に来日も決まっている。「レ・ミゼラブル」以来8カ月ぶりの来日キャンペーンでは、真田広之、TAO、福島リラが勢揃い。富士山の世界遺産認定については、「日本や世界の数多くのアーティストたちを魅了してきた。だからこそ、このような形で保護されることをとても嬉しく思う」と、2012年夏に映画の日本ロケの直前に息子と登頂を果たした富士山に思いを寄せた。
【ストーリー】
カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)が、かつて命を救った旧友、大物実業家の矢志田に請われて日本を訪れた。しかし東京での再会後まもなく、病魔に冒された矢志田は死亡。その葬儀に参列したウルヴァリンは、組織に襲われた矢志田の美しい孫娘マリコ(TAO)を救い、逃避行のさなかに恋に落ちる。しかし何者かの罠にはまって治癒能力を失ったウルヴァリンは、心身に凄まじいダメージを負い、初めて“限りある命”を意識することに。拉致されたマリコの救出に向かった満身創痍のウルヴァリンは、遂に日本でその命を落とすのか……!?
【映画情報】
『ウルヴァリン:SAMURAI』
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、真田広之、TAO、福島リラ
配給:20世紀フォックス映画
公式サイトURL:http://wolverine-samurai.jp