「THINK, TOUCH, TALK」をテーマに、 グラフィック・デザインを通じてアイデアの源となる機会と場所を創造するイベント「タイポグラフィック パスポート(TYPOGRAPHIC PASSPORT)」が、2013年8月12日(月)から8月20日(火)まで、東京・代官山蔦屋書店で開催される。
「タイポグラフィック パスポート」は元々「グラフィック パスポート(GRAPHIC PASSPORT)」として、世界30カ国に流通しているクリエティヴ・カルチャー誌「+81」が、2009年から世界の様々なジャンルのトップ・クリエイターを招き、多彩なプログラムを展開していたイベントだ。東京のほか、アメリカのスミソニアン美術館、フランスの国立ポンピドゥーセンターを経て、昨年はブラジルとインドでも開催され、日本発のグローバル・イベントとして期待が高まっている。
開催5年目となる2013年は、代官山蔦屋書店とコラボレーション。活字離れが進むとされる昨今において改めて「文字」に着目し、「タイポグラフィック パスポート」と名称を変え、表現の可能性と、デザインとの関係性を様々なクリエイターの作品を通して考える。
開催されるコンテンツは、タイポグラフィーにまつわる様々な作品の展示を始め、一般参加型の活字ワークショップ、音楽、文字、デザインなどにおけるそれぞれの関係性を探るトークセッション、様々なタイポグラフィー・グッズや書籍の展示販売など。
中でも注目すべきは、オランダから初来日を果たすアーティスト、ジョブ・ウーターズ(Job Wouters)による公開制作だ。デジタル世代でありながら「手作業こそが自分にとって自由で論理的な手法」という結論に辿り着いたジョブは、昨年ドリス ヴァン ノッテン(Dries Van Noten)のショーでもペイントを手掛けるなど、その色彩豊かで装飾的なタイポグラフィが話題を呼んでいる。
2013年8月15日(木)の19:00から開催されるオープニング・パーティでは、本人によるライブ・ペインティングも実施される。
【イベント概要】
タイポグラフィック パスポート(TYPOGRAPHIC PASSPORT)
会期:2013年8月12日(月)〜8月20日(火)
会場・時間:
代官山蔦屋書店1F 7:00〜2:00
DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY 11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
入場・参加料:全プログラム無料
WEBサイト:www.grapass.net/
※プログラムの詳細は公式サイトにて